昨日のFC東京戦は、何かと感動の多い一戦でした。まずは貴章の2試合連続の先制弾です。「ついに貴章が覚醒した!」って感じのファインゴール。ミシェウが相手のボールを奪った刹那、貴章への絶妙のスルーパス。オフサイドギリギリの位置でこれを受けた貴章が、鮮やかにゴールに流し込みました。
もちろんボクらは貴章の献身的で滅私奉公的なプレースタイル、そしてチームへの貢献度を熟知しています。だけど、「FWなのに得点0」「得点0FWなのにW杯代表」なんていう外野の声がやっぱり気にはなっていたのであります。鹿島戦に続く2試合連続の先制ゴール、そしてまたまた続いた「貴章ゴールの不敗神話」、もうボクらにとって嬉しいことだらけです。FC東京戦の貴章は、ちょっとミスもあったけど、疲れている身体にムチを打った積極果敢なプレースタイルで、最後までチームを鼓舞していました。特に後半の苦しい場面での身体を張ったプレーは、他の選手にもいい影響を与えていましたよね。
2点目の勲のゴールも嬉しかったですね。貴章からマルシオと相手のゴール前で繋いだパスに、すばらしい飛び出しをしてシュートした勲。今季2ゴール目(貴章と一緒だ!)のミスターアルビレックスの得点に、ボクらも大興奮でした。アルビの今までのゲーム(今季だけでなく)得点って、ブラジル人頼みって感じが否めないじゃないですか。そういう意味でも日本人選手の2得点で勝利したっていうのも、「アルビにはこんな強さもあるんだぜ」って誇らしいです。
「集まれー!」で一躍有名になったFC東京の今野に決められた1点は残念でした。あれを黒河が止めてくれると、チームとしてはありがたいんですがね。でも、FC東京の猛攻を凌いだ黒河は、ゲーム全体としてはよくやったと思います。あと、松下のFKやCKも嫌でしたね。「ワンちゃん、外してくれてありがとう!」って感じかな。
1点差に追いつかれてから試合終了のホイッスルまでの約10分間、スタジアム全体のアルビレックスコールはすごかったですよね。3-0のゲームでは絶対に味わえない興奮、祈り、ハラハラドキドキ感。そして審判に両手が上がった時の喜び。「あぁサッカーの生観戦っていいなぁ」と実感しました。
選手とG裏が一緒にする「万歳」。この瞬間、本当に嬉しいです。選手の笑顔、G裏の興奮、歓喜、感動。この感動のおかげで、またこれからの一週間、仕事を頑張れるのであります。頑張るぞー!
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そうそう今回のFC東京戦では、ゲーム前から感動的な演出が多かったですね。
この前からゲーム前にオーロラビジョンに登場するフラッシュ(的な)映像。「もしアルビレックスがなかったら…」に続くさまざまなテキストに、自分を重ね合わせてボクなんか涙がこぼれそうであります。
そして今回はドコモのサンクスデーということで、こんな演出も。
夜空を…とまではいきませんが、スタジアムのムードを盛り上げた花火であります。docomoさんありがとう!docomoサンクスデー不敗神話も継続しました。
ボクの席の後ろの若い女性達から「キャーッ」と歓声が上がったのは、中越大震災の時のアルビレックスに関する小千谷市の女性のエピソードが、オーロラビジョンに映し出された時です。「その人が今の私のだんな様」って最後のフレーズには、おじサポのボクも思わず拍手でありました。
そうでした。千葉選手のJ1での100試合出場の花束贈呈もありました。今シーズンは永田と共にアルビの屈強なセンターバックとして存在感を示している千葉ちゃん。アルビの選手会広報部長としても、その明るい存在感をいつも発揮してくれています。一昨年はレギュラーポジションを手中にしていたものの、昨年はチームのシステム変更もありあまり出番がなかった苦渋も味わいました。チームメートの得点時での手荒い祝福もすっかりお馴染みの千葉ちゃん、今後のますますの活躍を期待しています。頑張れ!全力王子!