週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

ありがとう貴章!新潟の誇り!~2006シーズン回顧~

2010年08月28日 | アルビレックス新潟

貴章のドイツ移籍が決まりました。突然でしたね。ビックリしました。「いつかこんな日が来る」と覚悟はしていたモノの、いざその日が来てみるとやっぱり「寂しさ」があるのは当然のことです。しかし、その「寂しさ」とは別に、「嬉しさ」や「誇らしさ」や「期待感」などの、たくさんのプラス感情があるのも事実です。多くのアルビサポーターがそうであるように、ボクらも大きな拍手で貴章をドイツに送り出したいと思っております。

それにしても、わずか1週間前に長岡で貴章のサイン会があり、念願だったキリンのゲーフラにサインをもらったばかりのこのタイミングというのも、運命的なモノを感じます。もちろん「最後のチャンスを見事にモノにした」という意味でね。もうあのゲーフラを掲げることはもしかしたらないかもしれないけれど、「アルビの貴章」からサインをもらうことができ、とてもヨカッタです。

一方で、「貴章のマンションの荷物はどうなっているのかな?」「永田が片づけるのかな?」「お母さんも心配だろうな?」「ヨガ教室はどうなるのかな?」などという突然の移籍故の心配をしたり、「ドイツのプロサッカーリーグの中継はBSでないのかな?」と調べてみたり、「アルビの貴章の後釜は亜土夢か?大島か?明堂か?川又か?」などと新チームのスタメンへの期待に思いを巡らせたりしているのも事実です。ホントこの突然の貴章の移籍は、多くの関係者の生活にも影響を与えていますね。ぜひ、ドイツで大活躍して欲しいです。

ボクがこの「週末はアルビレックス!」というブログを始めたのが、2006年の1月です。新戦力として柏から貴章が移籍してきた時期と一致します。それ以来、「アルビを応援する」というブログの基本スタンスはもちろんあるモノの、「貴章を応援する(叱咤激励する)」という姿勢での記事が最も多かったのは周知の事実。1400ほどのエントリーの中で、「貴章ネタ」は最も多かったのではないかと思います。ボクら夫婦の「アルビ応援の歴史」は「貴章への応援の歴史」でもあります。そんなわが息子のような貴章の誇るべき旅立ちに、冒頭に書いたように「寂しさ」「嬉しさ」「誇らしさ」などの感情が入り交じるのであります。

今、ボクら夫婦の充実した「アルビサポ歴:第1期」が終了したと思っています。この第1期は、貴章を応援し貴章と共に歩んできたボクら夫婦の歴史でもあります。この4年半が本当に充実した日々であったこと、貴章のおかげです。貴章、ありがとう。感謝の気持ちで一杯です。

それでは、2006年シーズンの「週アル」の歴史の中から、ボクが書き綴った「貴章との思い出」を少しピックアップしたいと思います。もしよかったら皆さんもふり返ってみてください。

「柏よりようこそ」(2006.1.26)
~「週アル」に初めて貴章が登場したのがこれかな?「サッカーマガジン」に掲載された永田と貴章のインタビュー記事の紹介です。

「ヤ・ノ・キショー!」(2006.3.30):とにかく矢野選手のプレーには好感がもてるさわやかなプレーが多いです。常に全力疾走って感じで、ゲームの終盤にはバテバテになっていることもあります。ところがそこで「ヤ・ノ・キショー」のコール。彼は必死になって、歯を食いしばって頑張るのであります。その姿がまたステキです 
~こんな記事の文章から、ボクが貴章に惹かれていく様子がわかります。

「オメ・キメレ・キショー」(2006.8.17):貴章のゴールは嬉しかった。言っちゃなんだけど、エジミウソンの2倍は走っている貴章。ボールをもつ相手DFに絶対にプレスをかけていく貴章。後半なんて、もうヘロヘロになりながらもボールを追い続ける貴章。僕らの心を熱くします。僕らサポの望む「アルビレックスの姿」をまさに追い求め、実現しようとしている貴章のスタイル、ボクは大好きです。鈴木監督が貴章をスタメンとして使い続ける理由がわかるような気がします。
~当時賛否両論あった「オメ・キメレ・キショー」のチャントですが、今確信するのは「間違いなく最高のチャント」だったということ。

「貴章はキリン?」(2006.9.11):「レイソル時代は『キリンさん、キリンさん』と呼ばれていました」と語る貴章選手。「僕はトラとかじゃないんです」「やっぱりキリンなんです」「本当はヘディングシュートが得意なんですが、まだアルビに来てから決めてないので」などなど、キリンぶりを力説していました。
~「貴章はキリン」というイメージがボクに植えつけられたBSNの番組のことをブログで書きました。

「ゲーフラ完成!」(2006.9.21):もしも、もしもですよ、オーロラビジョンにこのゲーフラが映ったり、これをお読みの皆さんの席のお近くに、中年の冴えない夫婦がこのゲーフラをもっているのをお見かけになったら、「ブログ見てますよ」とお声をおかけになってください。きっと八百政、感激すると思います。
~キリンゲーフラ完成時のブログです。ここから歴史は始まった?

「ゲーフラデビュー」(2006.9.25):しかし、嗚呼…しかし、貴章はまたしても決定的チャンスをはずしました。しかも2度も。いったいこういうシーン何回見たことか。落ち着いて蹴れば(ヘディングすれば)絶対入るだろうって感じのシーンでした。そしてこれまたお決まりの何度も見た貴章の落ち込みポーズ。ゴール裏からは「ヤ・ノ・キショー」のお叱りコール。「貴章のキリンゲーフラ」を掲げている僕らしとしては、まさに出来の悪い子を持った親の気分。「すいません、ごめんなさい。うちの息子がまたチャンスに決められなくて。皆さん申し訳ありません。でもね、もうちょっと温かい目で見守ってやってくださいね。お願いします。きっとあの子はやってくれると信じていますから。ホント、どうもすいません。」
~キリンゲーフラがビッグスワンにデビューした日のエントリーです。この日偶然隣に座ったmackさんも偶然に同じゲーフラデビュー日。今でも親しくお付き合いさせていただいています。

「貴章!よく走った!」(2006.11.12):特に3点目の貴章のゴール、何度見てもしびれます。まぁ単に走って押し込んだゴールと言ってしまえばそれまでなんだけど、あの貴章が泥臭く押し込んだゴール、必死で走ったが故のゴール、ナビスコ覇者ジェフにとどめを刺すゴール、そんないろいろな思いが胸に湧き、八百政はグッと来るのであります。
~ジェフ千葉にとどめを刺した貴章のゴール。生観戦はできませんでしたが感動でした。

「サカダイの貴章インタビュー」(2006.11.15):なぜ彼がこれだけ早くサポーターに愛されるようになったのかは、プレーを見ればすぐわかる。労をいとわず、守備では猛然と相手にプレッシャーをかけ、攻撃になれば真っ先にスペースに走り出す。常にがむしゃら全力を尽くす矢野のプレースタイルは、それだけで見る者の心を打つのだ。
~貴章の「サカダイ」の単独インタビュー記事です。記事の内容に「そうだ!そのとおり!」と手を打った八百政でありました。

「貴章がキリンゲーフラを見ていた!」(2006.11.18):試合中は、もちろんプレーに集中しているんですが、終了後にスタンドに挨拶に周る時に、自分のゲーフラがあるのは確認していますね。後は、「サインをしてほしい」と練習場に持ってきてくれたりするので、そこで話をしたりもしますね。それは嬉しいです。僕のゲーフラで見つけたのは、キリンが描いてあるのは見つけました!
~貴章がキリンゲーフラをピッチから見ていたという衝撃のインタビュー内容に、八百政、感激でありました!

「キーマンは貴章だった!天皇杯敗退!」(2006.12.9):相手GKの隙をつきボールを奪って同点弾をたたき込んだのも貴章なら、PKをはずして敗戦を決定づけたのも貴章でした。それにしても矢野貴章という選手がこれからどんなふうに成長していくのか、本当に楽しみです。今日は保護者(笑い)として「皆さん、ごめんなさい」「これから伸びる子です。どうかこれからもよろしくお願いします
~天皇杯の札幌戦で貴章がPKをはずして敗退。貴章がセットプレーでキッカーをしたのは、たぶんこれが最後だったような気がします。

「2桁得点へ!頑張れ貴章!」(2007.1.3):最も思い出に残っているゲームで、磐田戦での0-7敗退をあげていた貴章。地元での惨敗が悔しかったのでしょうね。「誰が守ってたの?」「野澤さんです」「俺、2試合(川崎戦・磐田戦)で13失点だからね」と、屈辱的な敗戦を明るくふり返るノザの姿勢も好感が持てました(きっと腹の中では相当今でも悔しいのだと思います)。
~お正月の特番で、貴章とノザがテレビ出演した番組の記事です。静岡の先輩であるノザが、若い貴章をうまくリードしてくれたインタビューでした。

「祝!貴章がA代表キャンプ招集!」(2007.2.14):いっやぁ~、おら、たまげましたて!まぁ、気持ちとしてはね、去年某スポーツ紙で「オシムの隠し球」報道があったあたりから、「もっもっもしかしていつかは…」と思っていましたけどね。まさかこんなに早く実現するとはね。ビックリです。なんだか「できの悪い息子が急に実力を認められて戸惑う親の気分」です。
~貴章がはじめてA代表のキャンプに呼ばれた日のエントリーです。この日は、貴章の世界への道が開けていった記念すべき日ですね。

======================

あぁ!なんと懐かしい日々でしょう。2006シーズンはボクの単身赴任2年目でもありました。まだまだ他にも「貴章ネタ」はブログ内にたくさんあったですが、主だったものをピックアップしてみました。また近いうちに、2007シーズン、2008シーズン、2009シーズン版にも挑戦しようと思います。

貴章ショックもありましたが、明日はアウェイ横浜戦です。ボクは明後日、人間ドックなんでありますが、深夜到着のバスツアーで参加いたします。はい、8時以降は飲み食いいたしません。

コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする