前節に強豪チームの清水と名古屋を、大量得点で葬り去った好調のアルビと川崎の直接対決。鬼門であるビッグスワンに気合い十分でやってきた川崎と川崎サポ。因縁の対決はアルビの快勝でありました。あぁ気持ちいいったらありゃしない!
ゲームは前半から終始アルビペースで進みました。ボールは回る、パスは通る、積極果敢にゴールを狙う。得点にはいたりませんでしたが、ワクワクする場面がたくさんありました。ヨンチョルからのパスを受けた貴章がゴールを狙うも、惜しかったシーンが何度かありました。あぁ得点させてやりたかったね。
そんな中でボクにとっては溜飲が下がったシーンがこれです。
川崎の暴れん坊であり、いろいろといわく付きの森選手と争ってサイドを駆け上がるヨンチョルが、
森を吹っ飛ばしてボールをゴール前に運んだシーン。いやぁ~気分よかったぁ~!
それにしても、ミシェウとヨンチョルの連係は素晴らしいですね。昨日のヨンチョルの後半の2得点は、いずれもミシェウのトリッキーな動きからのアシストでした。1点目のシーンがこれ。
そして2点目はこちら。
これでヨンチョルは10得点で、なんとゴールランキングのトップに躍り出ました。すばらしい!こうなったら、エジミウソンを抑えてアルビ初の得点王を狙おう!もうG裏は大興奮ですよ。
川崎のGKは新潟出身の相澤選手でした。そして昨日のゲームのボールボーイは相澤選手の出身校である新潟江南高校サッカー部員たち。後輩達の前でナイスセーブも見せてくれていました。選手紹介時には大きな拍手も湧いていましたね。
後半になってからの2点リードで「よしっいいぞ!」と気合いが入りまくっていたのに、拍子抜けしてガッカリしたのは後半ロスタイムの失点シーンでした。慶行に代わって途中出場した三門がよそ見をしていたのでしょうか?信じられないようなプレーで簡単にボールを奪われると、そのままジュニーニョがシュート。勲に当たって方向を変えたボールに、黒河は一歩も動くことができずに失点です。2点リードだったからヨカッタものの、緊迫したゲーム状況だったら命取りになる緩慢なプレーだったと思います。大きな反省点ですね。
そうそう、今回はゲーム前にさまざまなイベントも行われ、楽しかったですね。「総おどり」のみなさんの元気な踊り、佐渡の皆さんの太鼓、そしてチアスクールのチビッコ達も元気に応援していました。それから篠田新潟市長から貴章に「新潟スポーツ大賞(だったかな?)」が贈られるセレモニーもありました。貴章、おめでとう!
試合前にはハプニングもありました。
ゲーム前に散水機が誤作動し、こともあろうに川崎サポの応援席に散水。川崎サポを随分水浸しにしたようです。しかもこの事故、川崎戦では2年連続なんですと。ハーフタイムにはお詫びのコメントが放送され、しかもスタッフが川崎サポの前で平身低頭の謝罪。ゲームのストレスもあったのか、川崎サポの中には随分激昂されている方もいたようでした。まぁこれは謝るしかないですね。川崎さん、ゴメンなさいね。
それから今日は、日清食品からの嬉しいプレゼントもありました。
チキンラーメンと「ピヨピヨチョロQ(八百政命名)」。タダで貰えるモノは何でも嬉しい八百政、ありがたく頂戴いたしました。ところでこのプレゼント、ちゃんと川崎サポにも配ったのでしょうかね?京都でスイカを山形で「でん六製品」をいただいて、アウェイ戦を楽しんだ身としては、ちゃんと川崎サポにも配られたのだろうかと心配しております。
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これでアルビの勝ち点は34まで積み上げられました。上位陣ではなかなか順位はあがりませんが、トップの名古屋との差もわずかに4となりました。そして、この時期にして早くも残留はほぼ確定的であります(だいたい35で安全圏ですよね)。開幕からずっと勝てない時期が続いていたことを考えると夢のようです。レギュラー陣にけが人も出ていないし、イエローもあまり貰っていないし、まだまだアルビの快進撃は続きますよね。がんばりましょう!
最後に……
昨年の「11回目のプロポーズ」企画に続き、今年は「正念場時代(陽水の「少年時代」のパロディか?)」企画で、大勢ビッグスワンに来てくださった川崎サポの皆さん、ありがとうございました。来年もヨロシクね!