なんか週末の日産スタジアムは、横浜FMの優勝の瞬間に立ち会おうと、5万人以上のマリサポが集まるらしいですよ。いやぁ~すごいな。そんな大観衆の声援を背に受けて闘う横浜の選手に対し、完全アウェイ状態で戦うわがアルビレックス。そして、その大観衆をどん底につき落とすドラマを演じるのであります。いやぁ~ワクワクしますね。「ため息だらけの日産スタジアム」にボクは歴史の証人として立ち会うのでマリノス!いや、あります。
優勝というプレッシャーがかかる横浜に対し、アルビは平常心でいつも通りのサッカーを見せてもらいたいですね。2013年の柳下アルビの集大成ですからね。きっと、やってくれるでしょう。
あとでも触れますが、この先の文章は、今週火曜日の
新潟日報のパクリですから、そのつもりで読んでくださいね。
さて、この時期どうしても思い出してしまうのが、昨年のアルビの残留ドラマです。首の皮1枚つながった状態で最終戦の札幌戦を迎えたアルビは、自力優勝は不可能でした。アルビが勝利するだけでなく、ガンバと神戸が引き分け以下でなければ残留できない状況でしたよね。
昨シーズンの最終戦。その神戸と戦ったのが、すでに優勝を決めていた広島でした。「負けても優勝は決定している」状況の下で、広島は神戸を下し、アルビの残留を(結果的に)援護射撃してくれたのです。
ありがとう!ポイチさん!ありがとう千葉ちゃん!ボクらは、どれだけ広島に感謝したかわかりません。(まぁガンバに勝ったジュビロにも感謝はしたけど)
そうなんです。今シーズン、その広島は現在、首位の横浜FMとの勝ち点差5の3位なんです。大逆転優勝の可能性を残しているのですよ。つまり、今度はアルビが、広島の援護射撃をする番なのですよ。
中越地震や中越沖地震で受けた全国からの支援に対し、東日本大震災ではわが新潟県が被災地の皆さんに恩返しをしたように、受けた恩は返さねばなりません。これは人間として当たり前のことです。横浜を優勝させたくないわけでは決してありません。また最終的に、広島が優勝することを願うのとは少し違います。今季のJ1リーグが、最終節までもつれるように、多くのサッカーファンがワクワクしながらリーグ戦の最終節を楽しめるように、広島の援護射撃をするのです。日産スタジアムで、アルビレックスの存在感を全国に知らしめましょう。舞台は整った!
やられたらやり返す!
恩返しだ!
※今日の「恩返しだ!」は、えのきどいちろうさんが新潟日報に連載しているコラムの中で、半沢直樹の「倍返しだ!」をパロって使っていたのを、さらにボクがパクらせてもらいました。TTP(徹底的にパクる)であります。悪しからず。