週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

読了!アルビレックス散歩道2012

2013年11月21日 | アルビレックス新潟

ずいぶん時間がかかったのですが、えのきどいちろうさんの「アルビレックス散歩道2012」を、本日読了いたしました。あの歴史に残る2012シーズンを、感動や絶望のゲームを、もう一度振り返りながら、じっくりと読ませてもらいました。1ページずつ噛み締めて読みましたよ。

もう1年も前のことなのですが、その時その時の出来事が思い出され(忘れていた部分ももちろんあったけど)、読みながら興奮したり、頷いたり、感激したり、安堵したり、とても忙しかったです。

それにしても、えのきどいちろうさん。上手いですね、文章が。天才的です。さすがです。こういう文章を書けるようになるには、ずいぶんと修行や苦労もなさったのだろうなと思います。目黒さん(新潟日報)や浜崎さん(元コールリーダー)との対談にも、感動しました。

●この姿を見てくれ。一体、誰があきらめている?この姿に感じるものがなかったら、サッカーなんて見る価値がない。いいかい新潟ってのはね、絶対あきらめないんだ。

●クラブ史上最大のピンチを、正面で受けて立とう。ギリギリのピンチの場面で本当の姿がわかるというのは、何も選手に限った事じゃない。どんなクラブか、どんなサポーターかを歴史が見ている。ここでシャンとしなかったら、末代までの恥ってもんだ。

●アルビレックス新潟とは何だ?「新潟のおとぎ話」は終わったのか。今、見ているのは第2章のエンディングなのか。もう、みんなサッカーに飽きたのか。「Jリーグなんてまだ見ているの?」と笑われるのがオチか。その解答がここにある。今、このスタジアムにあるのが、アルビレックス新潟だ。全存在をかけて戦う選手ら、サポーターがアルビレックスだ。疑いなくサッカーは美しい。疑いなく魂を揺らすものだ。さぁ、ラスト20分。本当のショーが始まる。

●そうなんですよ。その思う人の数が多ければ多いほど奇跡は起こる。たくさんの人でちょっとずつできることをする、それこそが奇跡の起こし方、運のつかみ方ですよ。マイナスをプラスに変えるには少し技術がいる。(浜崎さん)

●それをさせなかった要因は大きく言って2つだ。ひとつはもちろん柳下監督のマネジメント。あれだけブレない監督も珍しい。どんな試合の後も絶対に顔を曇らせず、むしろピカピカ輝いて見えた。練習では主力選手をどやし続ける。絶対折れない。家に戻ってひとりになってからはどうか知らないが、とてつもないメンタルだ。難破しかけた船に自信に満ちた船長がいる。ざぶーんと波をかぶっても顔がつやつやしている。これはついて行こうって気になります。

いやぁ~名文の連続ですよ。勝手に引用させてもらいました。魂が揺さぶられます。

 

 

コメント
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