4日(日)夜のNHKの「サンデースポーツ2018」で、早川史哉選手の特集を放映していました。新潟のローカル放送ではなく、れっきとした全国放送です。その中で今や森保ジャパンの中心選手として活躍する南野拓実選手が、早川選手について語るシーンもありました。
南野選手と早川選手は、一緒に2011年のU-17ワールドカップメキシコ大会に出場し、Best8入りしています。その時チーム最多の3得点をあげたのが、なんとDFの早川選手でありました。当時の代表メンバーを見ると、セレッソU-18の南野拓実、ヴェルディユースの中島翔哉、そしてアルビユースからは川口尚紀、桐生一高の鈴木武蔵という、蒼々たるメンバーが揃っています。
番組では、早川選手のそれぞれの映像を交え、プロ生活のスタート、白血病の発病、闘病生活、同じ病気の女子中学生との交流(その後の彼女の死)、トレーニングの再開、動けないもどかしさ、などが語られていました。
そんな中、先月ビッグスワンで開かれたキリンチャレンジカップで来県した南野拓実選手と、早川選手は再会していたのですね。2人の間に交わされた言葉、南野選手のインタビュー映像(なぜかインタビューの後ろを通過する川又堅碁の姿が)、南野選手の活躍を観客席で見る早川選手(一緒に見ていた本間勲の姿も)、アルビのトップチームと練習を再開した早川選手など、見ていてグッとくる内容も多かったです。
早川選手の復活は、まさに「新潟の奇跡」。ボクらのすぐ近くで「奇跡」が現実になりつつあることをとても誇らしく感じるとともに、心から精一杯応援したいと思っています。