「モバアルZ」で、大本と新井のクロストークの映像を見ました。2人ともアルビのマスコット人形をやたらいじくりながらブツブツと本音でトークをしていたのですが、ボク的には2人ともかなり好印象でした。ちょっとキスマイっぽい大本選手、「アルビに来て(twitterの)フォロワーが増えた」「1万人をめざす」って喜んでいました。なかなかわかりやすい性格で、好感がもてます。
さて、この大本選手と新井選手。ともにレギュラーポジションとしてねらっている主戦場は右SBです。大本選手は超攻撃的なサイドバックであり、「ガンガン行って得点をあげたいです」と野洲高校サッカー部出身らしいコメントを述べていますし、新井選手は「対人関係の強さを見て欲しい」なんて自分では言ってはいますが、昨シーズンの自身のデビュー戦であるウェイ千葉戦で鮮烈なゴールを決めた姿も記憶に新しいです。
そしてもう1人の右SB、早川史哉選手の存在も忘れてはなりません。白血病から奇跡の復活を遂げた史哉は、昨シーズン終盤には右SBのレギュラーポジションに定着し、全国のサッカーファンと白血病患者の皆さんに大きな感動と夢を与えるとともに、シーズン終盤のチームの快進撃を支えました。昨年終盤の大きな話題は「史哉の奇跡の復活」と「レオナルドの得点王」でしたものね。
もちろん大本は左SBも可能ですが、そこではゴメスと泰基がしのぎを削っていますし、史哉と新井にはCBっていう選択肢もあるわけですが、CBは舞行龍、マウロ、將成、島田、それに柳もいるわけですから、SB以上にポジション争いは熾烈です。
そう考えると右SBのポジションは、まぁほぼ間違いなく大本、新井、史哉の3人で争うことになりそうですよね。高レベルなポジション争いを期待したいところです。
ところで、いつだったかの新潟日報の記事に、「アルベルト監督のやり方がユニークなのは、選手全員で同じシステムに取り組むのではなく、『このシステムはこのメンバーで』とグループ分けするところ。別のシステムでプレーすることで各自の長所と短所が現れやすく、より効率的に成長を促す効果がそこにはある。」と書かれていました。
もしかしたら開幕後にも、「4-3-3の時は誰を使い、4-2-3-1の時は誰を使う」みたいな感じで、チームがガラッと変わるってこともあり得るのかもしれません。それはそれでワクワクしますよね。まぁターンオーバーとベストメンバー規定の兼ね合いもありますから、なかなか難しい点もあるかもしれませんけどね。
試合のスケジュールを書き込んだ手帳を見ながらふと思ったんですが、4月29日(水)のホーム山口戦と5月2日(土)のアウェイ大宮戦が中2日。さらに中3日を挟んだ5月6日(水)のホーム福岡戦と5月9日(土)のアウェイ東京V戦が中2日。このあたりのタイトな日程のゲームでは、選手の疲労度も考慮して「アッと驚く選手の入れ換え」もきっと行われるんじゃないかなぁ…?ってワクワクしてしまいます。
さて今週は、開幕のザスパクサツ群馬戦のチケットを買い忘れないようにしなきゃな。