昨日(11日)の新潟日報に、村井満Jリーグチェアマンのインタビュー記事が掲載されていました。前節の山口戦でビッグスワンに登場した村井チェアマンに、新潟日報が取材した記事なんでしょうね。この記事は日報のWEB版にも掲載されていたので、ご覧になった方も多いのではないでしょうか?
4期8年の任期を終え、この3月でチェアマンを退任する村井さんですので、自身が取り組んできたJリーグ改革について振り返って語るインタビュー記事はとても興味深いモノでした。アルビレックス新潟の「病院でのパブリックビューイング」などについても、言及していらっしゃいました。
記事の中で最も印象的だったのは、見出しにもある「秋春制」についてです。より高みを目指すためには常に世界を意識しなければならないので、「(秋春制が主流の)世界とシーズンの歩調を合わせるかが重要な視点」と述べながらも、「気候風土が違う多様性こそがJリーグの強み」「1・2月にサッカーをするのが現実的に不可能なエリアがある」とJリーグの特殊性を語り、さらに「企業の決算年度や学業年度など日本固有のスケジュールがあり、昇降格に伴う施設利用予約の難しさ」も指摘し、「非常に難易度の高いテーマである」と結んでいました。
この村井チェアマンの記事を読む限り、Jリーグが早急に秋春制に移行するということはなさそうなので安心しました。特に今までボクは「企業の決算年度や学校の学業年度などの日本固有のスケジュールと秋春制の両立の難しさ」という観点には考えが及んでいなかったので、「なるほどなぁ…」「そういう難しさもあるのか…」と感心しました。
さて、そうこう言っているうちに、明日は第4節の秋田戦です。
13時キックオフですね。間違えないようにしなくちゃですね。もう「引き分け」はいりません。「勝ち点3あるのみ!」です。頑張れ!アルビレックス!