気温3℃で雨が降りしきり、しかもピッチには水たまりができ、パスしたボールが止まってしまうような荒れたピッチコンディション。もちろんさまざまな要因があったのでしょうが、「絶対に勝たなければならないゲーム」で新潟はまたしても負けてしまいました。3試合連続引き分けの後の敗戦です。痛い。痛すぎます。
はい。先発はこんな感じ。昨日の新潟日報の予想と違ったのは、右SBの巧でしたね。巧は張り切っていたんでしょうね。チームの中で唯一半袖で(アンダーウェアを着ずに)プレーをしていました。もっとも寒かったらしく、後半は着ていましたけど。
キックオフ早々から、アルビは秋田の猛攻に遭います。ロングボールを蹴られ、その処理にもたつくところで秋田にコーナーキックを取られまくります。ゲーム開始5分くらいで5本のコーナーキックを与えたんじゃないかな?まぁ何とか守り切ったけど。
前半12分にアクシデントが発生します。イッペイが相手との接触の際に、肩のあたりを痛めてピッチに倒れ込みました。相当痛そうです。そのままイッペイはヤムケンと交代しました。イッペイのいた右のウィングには谷口が入り、ヤムケンが谷口のいたワントップに入りました。イッペイのケガがたいしたことないといいのですが。
両チームスコアレスで折り返して後半が始まりました。後半26分でしたね。交代で入った秋田の吉田にやられます。このゲームで唯一の得点シーンです。
吉田の突破に併走する千葉が振り切られ、GK小島が目測を誤って前に出すぎたようにも見えました。小島はかわされ、吉田が放ったボールを千葉が追いかけるも、そのままボールはゴールネットに吸い込まれました。正直見ていたボクらは、「なんで千葉はスライディングでボールを掻き出そうとしなかった?」って思いました。もちろん追いつけなかったかもしれないけどね。
またしても相手に先制を許す苦しい展開です。今季のアルビは未だに先制点を奪った試合はありません。これも何とかせねばなりませんね。それでも今までは、先制されても2点差、1点差を追いついてきましたが、昨日のゲームはそうはなりませんでした。
まぁピッチコンディションが悪いために、新潟の本来のスタイルであるパスサッカーを封印せざるを得ず、秋田が得意の「ロングボールを多用するサッカー」をやり合う形になったことは否めません。まぁだけど、それでも何とかしなきゃいけませんよね。
何とか追いつこうと新潟もロングボールを相手陣内に放り込みますが、新潟の前線はヤムケン、至恩、ヨシくん、三戸ちゃん(谷口と交代で入った)とU-170のちびっ子軍団です。とてもターゲットになりません。そしてベンチにはもう、FWの選手は残っていません。田上を使ってパワープレーって選択肢もあったと思うけどね。なんかもう、最後は「負けるべくして負けた」って感じでした。ヤンが至恩のプレーに(ゴール前で中に入っていかなかった)怒っていたシーンも記憶に残りました。
はい。完敗です。遠く秋田まで多くのアルビサポが駆けつけ、荒天の中ずぶぬれになりながら選手の背中を押してくださいました。ありがとうございました。自走の方は帰りの運転も大変だったことでしょう。
勝ち点を積み上げることができず、初勝利の遠いアルビレックスは順位を18位に下げました。まだ順位に一喜一憂する時期ではないと思うけど、これ以上上位から離されるわけには絶対にいきません。連勝した秋田は、一気に7位まで順位をあげていますからね。新潟も次節からのホーム2連戦で、しっかり結果を残したいです!頑張れ!アルビレックス!
さてさて、気持ちを切り換えて、今週は仕事に没頭することにいたしましょうかね。