昨日のアルビのオフィシャルHPでの「高木善朗選手の負傷について」の発表にはビックリしました。そしてショックを受けました。「うわ~っ!やっぱりか!」新潟県内全域からアルビサポの悲鳴が聞こえてくるようでした。HPでの公表内容は以下の通りです。
当クラブに所属する高木善朗選手(29)が、9月18日(日)の2022明治安田生命J2リーグ第37節・水戸ホーリーホック戦で負傷し、診察の結果、下記のように診断されました。
高木善朗 選手 Yoshiaki TAKAGI
■診断名:右膝前十字靭帯損傷
■診断名:右膝前十字靭帯損傷
選手のケガについての発表は、通常ならば「全治まで○か月の見込み」等の期間も一緒に公表されますが、今回の発表にはそれがありませんでした。「医師が全治までの期間をまだ判断できない状態」なのか、「見通しがもてないほど長期になる」のか、「サポータがショックを受けて士気が低下することを懸念して公表を控えた」のか、真相はわかりません。だけどJ1昇格を目指す今期の残り5試合を、アルビレックスは背番号33を抜きで戦わなければならなくなったことは、間違いありません。
今朝の新潟日報のスポーツ欄の報道です。現在チームの最多得点者であるヨシくんの離脱は本当に痛いですが、選手の皆さんは「ヨシをJ1に連れて行く」とチーム結束を高めているとの報道です。ヨシくん自身は「クラブハウスに姿を現し普段と変わらず明るい表情だった」そうですが、心中を察すれば平常心でいられないほどのショックだと思います。おそらくチームメートを慮っての「明るい表情」なのだと思います。人間的にも立派ですね、ヨシくん。
twitterでも、ヨシくん自身が前向きなコメントや前アルビ所属の福田晃斗選手(鳥栖←アルビ時代に靭帯損傷で長期リハビリ経験あり)に連絡を取って相談したことなどを発信したり、弟の大輔選手(山口)がアルビサポに向けたコメントを発信したり、多くのアルビサポからも「ずっと待っている」「必ずヨシくんをJ1へ」「アルビのリハビリサポートは日本一」など、愛に溢れるコメントを見ることができました。すばらしいです。
それにしてもこの2022シーズンは、高知キャンプでのコロナクラスター発生でチーム始動が出遅れ、開幕から4試合勝ちなしでスタートダッシュに失敗。イッペイや三戸など主力選手のケガによる相次ぐ長期離脱。チームの中心選手である至恩の海外移籍。そして今回のヨシくんの離脱。よくこの状況でリーグ首位を走り、昇格に手が届きそうなところまで結果を出しています。「選手層が厚い」「誰が出ても同じサッカーができる」と一言で言うのは簡単ですが、これはもう「伝説になるレベル」の快挙だとボクは思いますよ。だって、横浜FCの小川航基が今ここで長期離脱したらって考えてみてくださいよ。
サッカーの神様は、またしてもアルビに試練をお与えになりました。しかし、ボクは何も心配する必要なないと思います。自信をもって残り5試合を全力で戦い抜き、みんなで優勝しましょう。そしてJ1に昇格しましょう。そしてわれらのヒーロー「背番号33」とともに、喜び合いましょう!絶対できる!頑張れ!アルビレックス!