ボクがこのブログ「週末はアルビレックス!」を始めたのが2006年1月ですから、もう17年近くもアルビレックスの記事を書き続けていることになります。書いた記事数は5000を超えています。その内容をいちいち覚えてなんておりませんが、記事の内容はその時々のアルビレックスについて書いているわけなので、ブログ全体が「アルビレックスの歴史」になっていることは間違いありません。検索をかけて調べることもできますしね。筆者のボクも時々利用しています。
昨日の記事「契約更新のニュースはまだかなぁ…?」を書くために過去ログを調べていたら、「へぇ~この時期にこんなことを考えていたんだ!」って記事を見つけてちょっと感激したので、ここで紹介したいと思います。書いたのは2016年12月12日です。2016年と言えば、J2に降格する2017年の前年。吉田達磨監督がシーズン途中の9月に解任され、最終戦で敗戦するも辛うじて残留が決定した年です。ホーム最終戦後のセレモニーでの田村社長(当時)のスピーチが、サポーターからのブーイングでかき消されたあの年です。
記事の題名は「今振り返る9月10日の胸中」です。12月に書いた記事ですが、「9月に覚悟を決めた」ボクの決意が書かれています。ではどうぞ。引用します。
J2には絶対に落ちたくない。それは事実です。そしてよく言われる「新潟のようなチームは一度J2に落ちたらきっと簡単には上がってこれない」ってことも、もしかしたら真実なのかもしれません。
だけど、じゃぁ「J2に落ちたらアルビのサポーターをやめるのか」って問われたら、ボクは自信をもって堂々と答えます。「冗談じゃない」「ボクは新潟県民として、命続く限りアルビのサポーターだって決めたのです」と。
元気がある限りビッグスワンに通い、ゴール裏で選手に声援を送る。お金に余裕があるが限りアウェイにも行く。年金生活者になっても、可能な範囲でアルビグッズを買う。仮に足腰が立たなくなってスタジアムに行けなくなっても、テレビ観戦でアルビを応援し続ける。そう決めたのです。病院で入院生活を送りながらも、新潟日報の記事でアルビの戦績に一喜一憂し、美人看護師さんとサッカー談義をする寝たきりのジジイになると決めたのです。仮にそれがJ2だろうと、J3(絶対イヤだけど)だろうとね。
だから、アルビが今季J2に落ちたとしても、その気持ちに変化などあろうはずがありません。仮にJ2からなかなかJ1に上がれない年月が続いたとしても、「それがどうした?」っていう覚悟はできています。「J2なら四国や九州にも行けるぞ」「また山形や京都で美味いものが食えるぞ」「試合数も多いぞ」「J1昇格の感動を味わえるかもしれないぞ」って、ポジティブ思考をする覚悟と自信があります。
きっと新潟のサポーターには、ボクのような人が結構いるんじゃないかな。もちろん、好んでJ2に降格する必要などあるわけないです。しかし、みんなが精一杯頑張って結果としてJ2に降格したからといって、潮が引くようにチームからサポーターが離れていくなんて、そんなことは絶対にない。少なくともボクは絶対にない。ボクの周りのサポーターにも絶対にない。そう信じています。
おーっ。なんか健気だなぁ…って思いました。結局この年は残留できたけど翌年J2に降格し、それから5年かかりました。う~ん。なんか感慨深いなぁ…。