最終節の優勝セレモニー時のこの写真、最高ですよね。数ある今季のアルビの感動的な写真の中でも、ボクらのハートを鷲掴みにする1枚です。それはもちろん、ヨシくん、ゴメス、史哉という、J2に降格して5年間の苦しい時代にチームを牽引してくれた3人が、喜びに満ちた表情でシャーレを掲げているからです。もちろん史哉の喜びの姿には、白血病からの復帰という壮絶なドラマも重なります。この写真は新潟日報社から発売中の「報道グラフ」の表紙にも使われています。ホント、素晴らしい写真だと思います。
一方このJ2での5年間、チームを去って行った選手も数多くいました。もちろん、サッカー選手として活躍できる期間は野球など他のスポーツ選手に比べると短いし、自分自身をできるだけレベルの高いカテゴリーに置きたいという選手の気持ちも十分理解できるのですが、ボクらにしてみると「チームを捨てて自分1人でJ1に昇格するんだな」っていう複雑な気持ちを抱かされた選手たちもいるわけですよ。
この5年間にアルビレックスを去って、J1チームに移籍していった選手(監督)は以下の通りです。誤りや漏れ落ちがあったらご指摘くださいね。
【2017シーズン後】
大野和成(→湘南)
小泉 慶(→柏→鹿島→鳥栖)
山崎亮平(→柏→J2長崎)
【2018シーズン後】
原 輝騎(→鳥栖→清水→J2)
河田篤秀(→徳島→J2大宮)
【2019シーズン後】
大武 峻(→磐田→J2→J3福島)
川口尚紀(→柏)
戸嶋祥郎(→柏)
レオナルド(→浦和→中国リーグ)
【2020シーズン後】
大谷幸輝(→札幌)
新井直人(→C大阪→J2徳島)
渡邉新太(→大分→J2)
【2021シーズン後】
福田晃斗(→鳥栖)
アルベル(ト)(→FC東京)
まぁそれぞれの選手(監督)にいろいろな思いがありますよね。「J1でプレーしたくて新潟を出たのに結局今はJ2かよ!」って選手もいるし、「J1で対戦するのが楽しみだぜ!(ギャフンって言わせてやるぜ!)」っていう選手や監督もいます。
来シーズン、いろいろな思いでJ1リーグを戦うのが楽しみです。待ってろ!J1!