週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

清水の悲哀と磐田の迷走

2022年11月18日 | アルビレックス新潟

今シーズンJ1リーグからJ2に降格することになったのは、サッカー王国の静岡県が擁する清水エスパルスとジュビロ磐田の2チームでした。清水と磐田、この2チームが降格することで、J1から静岡県のチームが消えることになりました。「清水と磐田が同時にJ1からいなくなるなんて…」と、両チームの全盛期を見てきた静岡県民にとってはショックでしょうなぁ。

清水の今シーズンは、7勝12分15敗の勝ち点33の17位。プレーオフで熊本と引き分け、辛うじてJ1に残留した16位の京都との勝ち点差は3でした。今シーズンの清水に驚くことの1つが、リーグ得点王を擁しながら降格したということです。14得点のチアゴ・サンタナは、チームの全44得点の32%を1人で叩きだしています。さらにもう1つの驚きは、日本代表GKの権田修一が主将を務めていたということです。つまり清水は、チームにリーグ得点王と代表GKを擁しながら降格したっていうことなのですよ。

まぁボクが推測するに、この2選手は間違いなくチームを去るでしょうね。実績を残した助っ人の外国人FWやW杯に出場している代表GKが、チームに残ってJ2で戦うとはとても思えません。清水のサポーターの心中を考えると、辛いでしょうねぇ。降格し、しかも主力選手が去っていく。元日本代表DF原輝綺(24)も、スイス1部の名門グラスホッパーへ移籍するらしいです。清水とはJ1で共に戦い、アウェイ清水戦に行くのも楽しみだったのですが、それには少し時間がかかるかもしれませんね(あっ、J2で戦うのは絶対に嫌ですから)。

さらに、今シーズンリーグ最下位となってJ2に降格するジュビロ磐田も迷走しています。コロンビア人FWファビアンゴンザレス(29)の契約問題で、国際サッカー連盟(FIFA)から賠償金の支払いと2023年の新規選手登録禁止処分を受けたのです。磐田は処分を不服として同日、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴しているそうですが、現段階ではJ2降格にプラスして新戦力を補強できないという泥沼です。

来シーズンからの磐田加入が決まっていた東京国際大の師岡柊生選手も、国際サッカー連盟(FIFA)の紛争解決室(DRC)からジュビロ磐田に対する「新規選手登録の禁止処分」にともない、仮契約が解除となったそうです。いやぁ~厳しい!(ちなみに師岡選手は鹿島に入団が決まったそうです)

磐田のサポーターも辛いでしょうなぁ。J2降格のショックだけでなく、来シーズンに向けての選手補強もままならないこの状況には、未来への光が見えませんものね。


清水サポ、そして磐田サポの皆さん。元気を出してください。苦しいときこそチームを応援してやってください。そしていつかまた、一緒に戦いましょう!J1で!待っていますよ!(まぁ清水サポや磐田サポはこのブログを読んでいるはずはないけどさ)

コメント (2)
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