コロナ感染者とその濃厚接触者がメンバー入りできない状況下で行われたアウェイ町田戦は、町田に2点のリードを許すも孝司さんのPKで1点差に追い上げ、さらに明日のアルビを担う若手メンバーが躍動して町田を追い詰めましたが、1-2で惜敗しました。結果として順位は3位に後退しましたが、「転んでもタダでは起きない」松橋アルビのしたたかさを感じたゲームでした。
アルビの先発メンバーです。ボランチには、星が入りました。
谷口
イッペイ 涼太郎 三戸
星 高
堀米 千葉 舞行龍 奏哉
小島
さらにリザーブには、瀬口、史哉、巧、陣平、孝司、ゲデス、小見のメンバーです。プロ初ベンチ入りの陣平君。今季初ベンチ入りの瀬口、史哉。ケガから復帰の孝司さん。待ってたよ!小見ちゃん。おーっ!ワクワクするメンバーです。
ゲームは序盤、アルビペースで進みました。まぁ「タラレバ」になっちゃいますけど、「あの時間帯で先制点を奪えていたらゲームは違った結果になっていたんだろうなぁ…」と思います。星のあのシュートが決まっていればなぁ…。相手GKがよく止めました。
アルビの1失点目は、前半の中盤でした。町田の山口に、ものすごいフリーキックを決められました。いやぁ~なんかシュートの弾道がすごかったですよね。「曲がって揺れて落ちる」みたいな変化球シュート。さすがの小島もあれは取れません。あの1点はしょうがない。
問題は鄭大世に決められた2失点目ですよね。1度は小島がセーブしたんですが、こぼれ球をテセにやられました。ただこのゴールシーン、よく見えなかったんですよね。テセはどんな状況で決めたんでしょう?千葉ちゃんはハンドをアピールしてたし、オフサイドか?って感じもしたんで確かめたいんだけど、DAZNでも地上波の各局でも映像が流れないんですよ。まぁ松橋監督曰く「2失点目は余計だった」ってことなんでしょうね。
「1点返せばわからないぞ」って状況の中で松橋監督が切ったカードは、
小見ちゃん、ゲデス、孝司さん、陣平君の4選手の投入でした。いやぁ~「転んでもタダでは起きないアルビレックス!」って感じの選手起用。期待に応えてプロ2年目の小見ちゃん、プロ1年目の陣平君が躍動しましたね。未来のアルビレックスの大いなる可能性を感じさせる2人の姿に、ボクらはワクワクしましたよ。
そんな中で、孝司さんが自ら得たPKをきっちり決めて1点差に。さらにゲデスの「あれが決まっていたら!」という超惜しいシュートもありました。町田を大いに追い詰めた終盤でしたね。孝司さんが決めたPKのボールを、小見ちゃんが全速力で取りにいってセンターサークルに走って行く姿にも感動しました。
スタッツを見ても、シュート数12、ボール支配率66%など、いずれも町田を上回っており、けっして悲観する内容ではなかったと思います。ただ、「谷口はちょっと疲れているのかな?」「谷口のよさが生かされていないな?」「イッペイどうした?」とは感じました。
仙台と横浜が勝ったので、順位は3位に下がりました。だけど、「そんなの関係ねぇ!」であります。次節ホームでの直接対決で横浜FCをやっつけ、J2をますます面白くしなきゃね!頑張れ!アルビレックス!