日曜日(6月12日)の新潟日報に、アルビの守護神・小島亨介選手の記事が掲載されていましたが、皆さんはご覧になりましたか?「大分戦の結果の報道は、確か選手のコメントはヨシくんだったはず」「小島のコメントは掲載されていなかったのでは?」と記憶を辿った方がいらっしゃったかもしれませんが、小島選手の記事が掲載されたのはスポーツ欄ではありません。なんと、読書欄なんですよ。
はい、これです。隔週の日曜日に掲載される読書欄の「にいがた人の本棚」のコーナーに、チームきっての読書家である小島選手が登場したというわけです。こういうアルビ戦士の新聞への登場の仕方、いいじゃないですか。さすが県民の新聞、新潟日報です。
小島選手が手に取って紹介している本は、「仕事も人間関係もうまくいく放っておく力」(枡野俊明著)。いわゆる自己啓発本ですね。小島選手は自身の知識を増やすために、月1冊は本を読んでいるそうですよ。すばらしい!
今回小島選手が紹介していた本について、「心配性の人やネガティブな人に、きっかけをくれる面白い本です」と語っていました。ミスや失敗を完全に忘れるのでは成長につながらず、かといって負の連鎖を起こさぬように切り換えも必要です。「必要に応じて出し入れできる”記憶の引き出し”に預ける感覚」という筆者の考え方に、小島選手は惹かれたようです。ボクも読んでみたくなりました。
この記事全体を通して、自身の仕事であるサッカーやGKというポジション、アルビレックスの今のチーム状況や目標である「J1昇格」にも結びつけながら本を紹介していくあたり、「小島選手もなかなかやるなぁ…」と思いました。さすがです。
この日曜日に掲載される新潟日報の読書欄。ボクは書評を読んで「面白そうだな…」と思った本は、すぐに図書館に予約することにしています。今回も小島選手推薦の本を含め2冊を予約しました。順番がくるのを楽しみに待ちたいと思います。読んでみて気に入ったら、またこちらにも紹介したいと思います。