おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

オクサナ・ヤブロンスカヤ

2019年11月26日 | コンサート情報
ヤブロンスカヤは、楽譜を手にしたらそのまますぐ弾けるのだそうです。ゆっくり弾くのではなくテンポで弾けるそうです。

アメリカに移住しましたが、ソ連ではユダヤ人差別に苦しんだそうです。

「遊藝黒白1ピアニストが語る!」にあります。
ソ連時代のユダヤ人が辛い目にあっていたことをこの本のシリーズで知りました。
しかしユダヤ人でも何もなかったというピアニストもいます。

私が子供のころ住んでいた町は、ソ連人が定期的に船でやってきていました。
4~8人くらいでいつも歩いていました。ずっとおしゃべりしているのに笑った顔を見たことがありませんでした。何を深刻な話をしているのかとよく思っておりました。

アシュケナージの本を読んでKGBにいつも見張られていたことを知りました。
あのソ連人の姿を思い出しました。

ヤブロンスカヤは中央音楽学校ではアナイダ・スンバティアン門下で、アシュケナージ、クライネフと同門だったそうです。

80歳の誕生祝のコンサートです。
Chopin Piano Concerto #2 op.21 f-minor Oxana Yablonskaya 80th Birthday Celebration concert


ニコラーエワがステージで倒れた時に身に付けていたスカーフがヤブロンスカヤがプレゼントしたものだったそうで、それを見た瞬間涙が止まらなかったと。
ニコラーエワが演奏中に倒れたことを確か日本でもニュースでやっていました。
ニコラーエワの話をヤブロンスカヤがこの本で触れています。
コメント
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