おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

フォルマシオン・ミュジカルってこんなことします#2

2019年11月12日 | フォルマシオン・ミュジカル
こちらのテキスト、アイディアの宝庫です。


少し前にご紹介しましたものの続きを。

こちらの聴音の課題。
初めは4分音符と4分休符の数を数えます。
かなり不意規則な数ですので集中しないとわかりません。
Olivier Greif The jew's daughter
(画面に譜面を載せました。一番下の課題です。課題をしている途中の生徒がいるので、書き込みがあります・・)

数えても答えがわからないなぁ、これで合ってるのかなぁと思っておりましたら次のページにこのような課題が。

ちゃんと答えが確かめられるようになっていました。
そしてここではユニゾンではないところを丸で囲むという課題が出されています。

さらにしばらく先に行ったところにこの曲が再び現れ、今度はユニゾンになっていないところの音を聴き取る課題が出されています。(ここでも前回の答え合わせができるようになっています)

全て短2度です。
この音程の持つ不安、痛みを聴き取ってもらえるチャンスです。

不思議な音の国下巻の音程が出てきた後やグネーシナの「ピアノのABC」を使っている生徒さんには、音を出す前にどんな感じの音が聞こえてくるか想像するよう話しています。わかるわからないではなく、想像する習慣を持ってほしいのです。
このようなカードも使っています。

白いカードはクレ読みに使います。不思議な音の国上巻の「加線」の前ページ「うたいましょう」の下にあるものを補足できます。そのあとも何かと便利に使えます。
ピンクのカードはパッと見て何度の音程か答えてもらっています。いちいち読んではもらいません。読まなくともわかるようにしたいのです。

これらはピアノの曲と関連付けてしています。
別々にやると何のためにやるか理解しにくいので。

フォルマシオン・ミュジカルのテキストは、フランスに直接注文した方が早く安いです。
L'ouverture à la musique Vol.2
コメント
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