“しなやかに、清々しく”

日常の出来事等を気ままに発信したい。

墓地を購入

2013-08-13 12:50:37 | Weblog
 今日は8月13日。月遅れ盆迎え火の日です。今日は私事を記したいと思います。お許しください。
先日、神奈川にお住いの同級生K君と雑談した時、彼は「数年前に縁があって既に墓地を購入」と話していた。また、御殿場の義叔母が昨年主人を亡くし、この6月にお墓を建てたから・・・とのことだったので、7月お墓参りに行ったおり、お墓を確保する苦労話を聞かされた。
 「私なんかまだ落ち着くところがない」「子供に迷惑をかけるのは忍びない・・・」「実家の宗派のお寺が東京には数少なく、近所にはない」などいつも悩んでいた。
 PCで、実家の宗派とつながりのある宗派のお寺を住まいの近くで との条件で数か所検索し、その内2~3か所のお寺さんに直接伺い、「ここでは墓地は空いていませんか」と当たった。
 当たったお寺さんは、どこも親切。中野区のお寺さんは、法事の合間にたまたま来ていた石屋さんを紹介、現地を案内してくれた。
 しかし、こんなところで長年培った商売の感が働き出す。お寺の入口が狭くわかりづらい。駐車場が狭い 等々。お墓に入ってしまう私には関係ないことだが・・・。
 息子に相談したところ、「急ぐ必要がないから時間をかけて・・・」と。友人にも相談したようで、友人は「これからどんどん整備されたものが出るだろう」と話していた由。
 偶然、8月3日付朝日新聞夕刊に「都心の墓地は不足。20~30年は逼迫した状態が続く」との記事。やはり早い方が懸命のよう。
 選ぶ墓地の条件として ①自宅から車で30分以内で行けるところ。②東京へ出てきて50余年、一度も新宿区を離れたことがない故、場所は新宿区内。③宗派は、実家の宗派と同じまたは同系列 として再度検索した。
 新宿区内で数か所見つかった。
 まず、写真でこれと思われるところで一番近いお寺さんに・・・。車で15分ほど。
 「実家は○宗で、東京には寺院が数少ない。系列のお寺さんということで来ましたが、墓地は空いていますか」と申したところ、奥さんは「私の義理の住職(すでに亡くなられている)は、○宗の研究では第一人者で、○宗についての出版物が多く発行されている」と申して、厚い本を見せてくれた。また、初めての私でありながら、このお寺の歩みについての短冊をくれた。
 そして自らが空いているところを案内。奥様曰く「ここは、檀家の知り合いとかに分けている程度で、石屋さんの販売形式はとっておりません。直接契約しております」とのこと。
 私の選択条件にぴったりだったので、「家内や息子に話してみます」 と言ってその場を引き上げた。
 奥さんも「別に急ぐことはございませんので、ゆっくりとご検討ください」とのこと。
 早速家にとって帰り、すぐにまず家内を案内する。家内は「良いところだ」と云って賛成。息子は、翌日案内。息子「場所は良いところだが、どうしてそんなに急ぐのか」「ゆっくり検討すれば・・・」と。あまり乗り気でない。
 夕方、大正大学の准教授U氏(佐渡、○○寺の住職)に電話して相談。彼曰く「自分が一番気に入ったところが良いんでないか」。
 そして、この8月7日遂に四尺四方の墓地の永代使用契約を済ませた。
 場所は、新宿区戸山、永代使用料○百万円(大きさによって違うが、中野区のお寺さんや近所の寺院と比較して高くないと思う)。年間管理料○万円(来年から支払)。墓石は近くの石屋さんを紹介するとのこと。急いで建てなくてもよいとのお話。


浄土宗 清源寺

墓所の場所。

 翌日、友人のK氏に「お前の影響を受けて俺も墓地を確保したよ」と報告。喜んでもらった。
今まで心の隅に何かモヤモヤしたものがあったがこれですっきりした様。 
 墓石は、ゆっくり考えることにしようと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする