去年の今日(30日)、午前9時30分過ぎに退院の許可が出た。そのときの嬉しさは言葉に表せないほど嬉しかった。Y看護婦さんに精算書を至急作ってもらいたいとお願いし、待っていた。
隣の患者さん(10月から入院しており、12月始めに肝臓の手術をしていた人)が「精算書が来たら金額を教えてもらえないか」とのお願いがあった。
そういえばここの病院は、入院以来お金の請求は一度もない。普通、入院時に補償預かり金みたいなものを支払うことが多いと聞いていたし、事実、私が若いときに別の病院で痔の手術で入院したときは、保証金を支払ったことを覚えている。
10時過ぎに請求書をもって来てくれた。金額103万余円。覚悟していた金額であったので別に驚かなかった。隣の患者さんにその旨を知らせたら、びっくりして、「自分は10月末から入院していて、未だ一度も支払っていないので、さあ大変だ と思ったのでしょうか。すぐに自分のものに対して幾らになっているか教えてもらいたいとお願いしていた。まもなく、看護婦さんが持ってきて、56万円あまりと言われ、安心したようだ。肝臓の手術と心臓の手術でこんなに違うものであることも初めて知った。緊急入院であり、集中治療室にいたのが長かったこと等納得出来ることであったが・・・・。
退院は午後1時過ぎと決め家内にお金を持ってくるように連絡。家内が来て支払いを済ませ、お世話になった集中治療室、内科の看護婦さんたち及び外科の看護婦さんたちにお礼の挨拶をして回り、1時半ごろタクシーで家に帰った。
入院していて特に印象に残った出来事が二つある。次の機会に話そう。
今日は、会社の今年度最後の日となった。朝行くともう掃除を始めていた。しばらくすると他所にいた管理人も事務所に来て一緒に手伝いをし、皆で昼食。
一年の締めくくりをして会社を閉め分かれた。