4月2日(土曜日)正午から、JR四ツ谷駅近くのスクワール麹町3階「錦華の間」に於いて、首記総会・懇親会が開かれた。出席者数は、来賓17名、会員63名及びのろま人形実演者5名総勢80名余。ややこじんまりとした総会であった。
総会・懇親会開始を約30分遅らせて、正午から会場ロビーに於いて佐渡新穂から駈けつけた「廣栄座」による“のろま人形″が約20分間披露された。
“生き地蔵を買う旅人″ 最後は生き地蔵が小便を漏らすまで、豊かな表現で演じられ、笑いを誘い喝采を得ていた。 小生も少年期の時、神社で観て以来かしら?
12時30分から、鳥井事務局長による司会進行で新穂会総会が始まった。
以下、総会・懇親会の模様を簡単に報告します。
まず、須田新穂会会長の挨拶。
須田会長の挨拶。
須田会長は、まず若い会員が集まらないとこぼす。しかし、新穂出身でよかったなと思える会にしたいと意義を、また、世界遺産の国内推薦をもらうべく努力していること等を話し、今日は、十分に楽しんでもらいたいと話す。
次いで、鳥井事務局長から、27年度(1月1日~12月31日)の事業報告、会計報告、近藤会計監査による監査報告がなされた。
事業報告等に聞き入る出席者。
報告事項については、別段異議なく了承された。
また、今回で役員の任期2年が満了となる旨を述べ、役員会で検討した結果、須田会長を引き続き会長に推薦したいと述べ、議場に諮った。出席者から別段異議なく了承。そして、別添の役員名簿を示して、今後2年間このメンバーで会を運営したい旨を述べられた。
出席者一同、拍手で承認。
懇親会の部に入り、まず、鳥井事務局長から今日出席した来賓の方々を一人一人名前を呼んで紹介。
来賓を代表して、坂田首都圏佐渡連合会会長並びに佐渡市長の代理として出席した佐渡市社会福祉課市橋課長(新穂出身)の祝辞。
坂田首都圏佐渡連合会会長の祝辞。
坂田会長は、連合会の役員は、徐々にメンバー交代していること、世界遺産の国内推薦を得るべく、地元と一丸となって佐渡の宣伝に努めていること等を述べられた。
市橋課長の祝辞。
市橋課長は、世界遺産登録を目指しての運動、自然で生まれたトキの個体数が多くなってきていること、ふるさと納税の27年度の額が1億2000万円となったこと等について述べ、首都圏の協力に感謝していると話された。
そして尾田顧問により全員起立して乾杯。
しばらく歓談ののち、特別演技として若波会のよる佐渡民舞が始まった。
若波会による「佐渡おけさ」
そして、出席者が参加する輪踊りが始まった。
これらが終わって予定時間に近くなってきたので、青木新穂山車保存会事務局長による協力依頼、佐渡市世界遺産推進課正治係長の世界遺産登録のための再提出等の報告が続き、最後に中締め、万歳三唱で予定されたすべてが終了。再会を約して散会した。