“しなやかに、清々しく”

日常の出来事等を気ままに発信したい。

首都圏佐渡連合会 第16回総会・懇親会が開かれた。

2016-02-29 18:59:19 | Weblog

 2月28日(日曜日)、JR飯田橋駅近くのホテルメトロポリタンエドモント大宴会場「悠久」に於いて、来賓、会員合わせて約200名が一堂に会して、第16回総会懇親会が催された。

 来賓者約50名の区分は、佐渡関係(甲斐佐渡市長、根岸佐渡市議会議長、高野前市長ら11名)、世界遺産関係(寺田新潟県副知事、中野世界遺産登録推進議員連盟会長、近藤佐渡市世界遺産登録推進議員連盟会長ら、斎藤新潟県新潟県教育庁文化行政課長ら9名)、東京新潟県人会関係団体、同窓会関係、従前の総会講師、特別会員 等と今までにない区分け。

 そして、今日の特別講演者は、東海旅客鉄道㈱名誉会長の葛西敬之さん(佐渡市羽茂出身)。

 花を添えたのは、蔵田音楽部演奏学科教授率いるフェリス女学院大学音楽部並びに同卒業生7名。

上記メンバーを見てもお分かりのように今までにない大変な総会・懇親会となった。

 定刻の午後2時目黒事務局長の司会進行ではじまった。

まず、連合会を代表して坂田会長が挨拶。以降は内容が多岐にわたるため、主として写真で説明し、省略したいと思います。

 坂田会長の挨拶。

 

甲斐佐渡市長の挨拶。

 

市長の挨拶に聞き入る出席者。

 

寺田新潟県副知事の挨拶。

 

坂田会長が議長となって総会を進行。目黒事務局長の各委員会の活動等を報告。

第2部 特別講演が始まる。 

講演者は、葛西JR東海名誉会長。演題は、幼少時代を過ごした「佐渡の思い出」。

葛西名誉会長の講演状況。

 フェリス女学院大学音楽部蔵田教授の率いる生徒、同卒業生らによる演奏、唄いが始まる。

生徒たちによるフルート演奏。 

 

 野田 和歌子さんのソプラノ独奏。

 テノールの蔵田雅之教授が3名らに加わって歌曲の一部を歌う。

 蔵田教授は、特別講演した葛西名誉会長の甥にあたるとのこと。

 

いよいよ第3部の懇親会に入る。

 摩尼連合会相談役が懇親会開会の挨拶に立つ。

 

おめでたいと言うことで、宝生流朱鷺謡の会が、連吟「八島」を謡う。

 

 「佐渡を世界遺産にする首都圏の会」が、会場入り口から古式豊かな姿で入り、壇上に上がり、「金荷の受渡し儀式」を披露する。

 壇上に上がって、代官役、人夫たちが金の荷をまとめる。

 

 代官役(逸見)が「御引渡証文」を勘定奉行(若林代官役)に読み上げる。

 最後に近藤佐渡市世界遺産登録推進議員連盟会長が「今年には、登録推薦を獲得しよう」との決意を述べ、会場出席者全員が立ちあがって“頑張ろう”を三唱。

 近藤議員連盟会長が決意を述べる。

 東京湊木遣り愛好会による“木遣り”。

おらが街コーナーで、首都圏真野人会出席者全員で「大真野音頭」を唄う。 

 若波会が「佐渡おけさ」を披露。

 本間佐渡市連合商工会会長による中締め。

花角前新潟県副知事(現海上保安庁次長)が本締めを述べ、5時間余りにわたった行事はすべて終了。

 佐渡市から出席下さった方々に再会を約して三々五々、会場を後にした、

 

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我が街で「染の小道」が開かれている。

2016-02-27 17:12:22 | Weblog

 昨日NHKの首都圏コーナーで放映されたようですが、西武新宿線「中井駅」を中心に「染の小道」が26~28日の3日間開かれている。今日は、我が街の宣伝をさせていただきたいと思います。

 落合・中井は「染めの街」として、江戸が育てた手描き友禅や小紋など、伝統を受け継いだ染色技法の数々がこの地域に今も息づいている。

 この地区は、水質に恵まれた妙正寺川、神田川流域だったため、染め職人たちがこの近辺に集まった。しかし、時代と共に着物産業が下火になったが、今でも染め職人たちは、日々研鑽を重ね工房を維持している。

 数年前、この技術を後世に伝えていこうという趣旨から「染めの小道実行委員会」が設立され、昔、川で反物を洗っていたことから、妙正寺川の約250メートルにわたって反物を飾るとともに、新宿区並びに中井商工会等付近の商工会の協力を得て、実行委員会所属の各店の前に新たに作られたのれんを飾り、街の活性化に取り組んでいるものです。

 昨日、今日と天候に恵まれ、大変な人出となっている。

 ここに主な作品をご紹介し、合わせて街の宣伝に協力したいと思います。

明日も天候は良いようですので、ぜひお出かけください。

 各作品の説明は、省きます。

 

 広告ポスター。

 妙正寺川にかかる反物。

 

約250mの間を飾っている。

各店前に飾られているのれんには、作品名と作成者の名前が付けられている。

 

 

 

 

 落合第2小学校の部屋を借りて、「染の王国新宿展」を開催。伝統工芸士による実演や絞り染めや型染めの体験ができ、多くの方が挑戦していた。

 

 文人が多くこの地域に住み、“落合文化村” と言われていた。

 

 

 

獅子吼会館の地下では、文化学園大学が着物ファッションショウを催していた。

 

 

 

 次の2点は、法華経獅子吼会の周りの環境状況です。中井地区内では、高台で環境が良く憧れの地区となっています。

 

 

林芙美子記念館で、東京造形大学テキスタイル専攻の生徒たちが絞り染めの浴衣を展示していました。

  次の5点は、林芙美子記念館の外観並びにその庭、茶の間等です。

 

 林芙美子記念館の右にある四の坂。中井地区は、坂が多くあるため、一部は、一の坂から八の坂まで数字で表示されている。

庭から母屋を見る。

 

 茶の間。

 

赤塚不二夫の晩年20年余りでしょうか、ここ中落合1丁目に住居並びに事務所を構えていたんですよ。今日は、店舗を借りて、赤塚さんの作品等を販売していた。

 

これからの2点は、東京友禅研究会の「友禅染め作品」です。

 

 

ぜひ見学に足を運んでください。

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速報 宮田亮平芸大学長が文化庁長官に。

2016-02-26 14:28:11 | Weblog

 26日午前の閣議で、文化庁の青柳正規長官が退任し、後任に東京芸術大学長の宮田亮平先生を充てる4月1日付の人事を決めたとのこと。

 宮田先生は、ふるさと佐渡市沢根の出身。気さくな人柄で私どもにも隔てなく話される。 

大変悦ばしいことで佐渡出身者として誇りに思う。

  おめでとうございます。

今年1月の東京新潟県人会新年祝賀会懇親会での宮田先生。(右から3人目)

昨年10月の日展で。宮田先生の作品。

 昨年秋、日本橋三越本店で開かれた宮田先生の個展時に手に入れたもの。先生が隣りにいらして解説してくださった。

今朝(2/27)の朝日新聞新潟版には、地元の喜びの声が載っています。(新潟2)

 

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 「道遊の割戸」とトキをあしらったデザインのエコーはがき(広告付はがき)が発行されます。

2016-02-21 23:11:47 | Weblog

 日本郵政㈱東京支社から、佐渡を世界遺産にする首都圏の会が企画・広告主となって、佐渡金銀山の世界遺産としての価値について東京都民の理解を深め、世界遺産登録に向けての気運の盛り上げを期待して、佐渡金銀山の象徴とされる金の露頭掘り跡「道遊の割戸」とトキをあしらったエコーはがき(広告付はがき)を来る3月1日(火曜日)、東京都内の主要な郵便局にて発行、販売されます。

ハガキ表面の1/3ほどに下記の図柄を載せています。

 

 3月1日当日、JR新宿駅西口近くの新宿郵便局では、同首都圏の会の有志が昔ながらの装束をまとい販売にこれ努めますので、ぜひお出かけくださいますようお願いいたします。

○ エコーはがきの概要
  発行年月日    2016年3月1日(火)
  広告主      佐渡を世界遺産にする首都圏の会
  発行及び販売   日本郵便株式会社東京支社
  販売地域     東京都
  販売場所     上記販売地域内の主要な郵便局
  発行枚数     5万枚
  売価        47円(通常のはがきより5円お得)
  ※通信販売は行いません。 

 http://www.post.japanpost.jp/notification/pressrelease/2016/03_tokyo/0201_01_01.pdf

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とても素敵な世界遺産 〈富士山〉

2016-02-17 11:08:11 | Weblog

 今日17日は、空がすっきりと晴れ渡り、世界遺産「富士山」がきれいな姿を見せています。

 逗子海岸渚橋から望む富士。(午前9時30分ごろ)

 逗子海岸から。富士山の手前の島は、江の島。

海岸を走りまわるレオちゃん。 

  佐渡の国仲平野は、一面真っ白です。

 正面が佐渡島最高峰の金北山になりますが、雲に隠れています。佐渡市のライブ映像から。

 

 佐渡市の皆さん、春はもうすぐです。

 寒さに負けず頑張ってください。

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首都圏在住の中学同期会が開催、この記念すべき日にチェリーセージ・ホットリップス が咲き始めました。

2016-02-12 08:19:42 | Weblog

 室内の窓際に置いていたチェリーセージが咲き始めました。

 室内で暖かいせいか、赤ばかりの花です。気温が高いと赤ばかりだそうで、気温が低いと下のスカート部分が白くなるのだそうです。

 駐車場の脇に植えてあるものは、まだ咲きません。

1か月ほど前から枝がぐんぐん伸びていました。

 

12日は12時からJR池袋駅近くの日本海庄や池袋店で、首都圏在住の中学同期の集まりがありました。

 出席者は、19名。

 3時過ぎまで、和気あいあいで楽しく過ごさせていただきました。

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世界遺産に推薦していた「長崎の教会群」取り下げ決定

2016-02-09 21:27:43 | Weblog

 2014年、日本から世界遺産登録に推薦していた「長崎の教会群」は、ユネスコの諮問機関の指摘を受けて、先日来推薦を取り下げる方向と報じられてきたが、今日9日の閣議で、取り下げることを閣議で了解した と報じています。

 そして、政府は見直し後、再推薦する方針 とのこと。

 この2016年に文化庁からの推薦を得たいと、地元佐渡市、新潟県そして首都圏で盛り上がっている「佐渡金銀山の世界遺産登録推薦」は、いったいどうなるのでしょう。

 これに対して、佐渡市の甲斐市長は、新潟日報(9日)によれば、「佐渡として今まで以上にPRしながら今年の国内推薦を勝ち取るのが基本だ」と従来通りに準備を進める方針を強調した とのことです。

 皆さん、力を合わせて今年夏には、推薦を得られるよう更なる努力をしようではありませんか。

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首都圏佐渡連合会 定例役員会が開催。

2016-02-07 08:35:11 | Weblog

 2月6日(土曜日)午後2時から首記役員会が目黒庄や408店に於いて開催された。出席者数62名。各郷土会の会長、事務局長の全員が珍しく出席していることが報告された。

 この会議が始まる前には、正副会長会議が12時から開催。I名誉会長、M相談役等が出席された。詳細については省略する。 

 役員会の状況を簡単に報告します。

 役員会は、定刻の午後2時から3階の大広間でM事務局長が司会進行で始まった。今回の役員会の目的は、来る2月28日に開催される連合会総会における各委員会の報告事項を承認するためのものである。

 まず、事務局長から、同連合会のHPの充実のため、新たに赤泊出身の松沢氏を事務局に迎えたい旨が報告され、了承された。

 次いで、S会長の簡単な挨拶ののち、各委員会から1月~12月間の活動報告並びに28年の活動計画が委員長並びに副委員長から報告された。

S会長の挨拶。

総務委員会H委員長は、総務委員会委員が昨年4月から全員世界遺産にする首都圏の会に参加していることを報告、この1年間の詳細については、I副委員長が報告された。

活動報告等に耳を傾ける出席者。

 次いで、食の会委員会K委員長並びにS副委員長により1年間の活動報告、趣味の委員会M委員長並びにK副委員長により趣味の委員会報告等、I郷土連絡委員会委員長による委員会の概略を述べたのち、各部会長による活動報告等、また、佐渡市から委託されている佐渡市東京事務所の活動報告がE東京事務所長から、それぞれ報告された。

 報告の内容の詳細については、省略します。

S産業振興部会長による1年間の報告。

N観光部会長による報告。

M文化芸能部会長の報告状況。

1年間の会計報告は、一部資料の提出が担当者から遅れているため監査の承認を得ていない旨が報告、総会開催日までに監査を受けて報告したいとのことが事務局長から述べられ、了承された。

 次いで、佐渡を世界遺産にする首都圏の会I事務局長から1年間の活動が報告された。本年は何としても文科省の推薦を得るよう佐渡の会、新潟の会等と一丸となって活動を進めたいと報告された。

佐渡を世界遺産にする首都圏の会のジャンパーを着て、説明されるI事務局長。

 活動報告等のいずれについても、大きな変更もなく承認された。

最後に、SADO伝統文化と環境福祉の専門学校の本間校長(連合会特別顧問)が同専門学校の現状を報告、厳しい状況故、協力を呼びかけた。

専門学校の状況を説明する本間同学校長。

しばらく休憩ののち、懇親会が始まった。

 I副委員長による乾杯の音頭で盃をあげる出席者。

 

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首都圏佐渡連合会 産業振興フォーラムが開催された。

2016-02-01 19:36:09 | Weblog

 1月31日(日曜日)午後2時から新潟館ネスパス3階会議室に於いて、首記産業フォーラムが開かれた。出席者数80名余。

 フォーラムの状況を簡単にご紹介します。

 新潟館ネスパスは、どんな建物か知らない方もいるようですので、まず、ご紹介しましよう。

新潟館ネスパスの建物とその入り口。 JR原宿駅から表参道通の左手を真直ぐに歩き、表参道ヒルズを通り過ぎるときれいな公衆トイレがある。その裏手に存する3階建ての建物です。地下鉄表参道駅から原宿駅に向かって歩くと3~4分で三叉路。そのその右手三叉路の入り口にあります。

 この1階店舗が、先日報告した2015年の売上高6億2300万円をあげた売店です。

  フォーラムの状況に戻ります。

  定刻に佐渡連合会の今井郷土連絡委員長が司会を務め、まず坂田会長が挨拶。

 坂田連合会会長の挨拶。

 坂田会長は、今日 基調講演をされる厚生労働省地域医療機能推進機構・理事の藤木則夫さん並びに講演として佐渡市高齢福祉課課長 後藤友二さんの両者を紹介。また、連合会が現在進めている現状 ①佐渡世界遺産登録の推進のために首都圏の会が来る3月1日にエコハガキを販売すること。②佐渡出身の方がスカイツリー近くにビルを所有している佐渡出身の方の好意で、3月に佐渡市と佐渡汽船合同でスカイツリーの中で、佐渡金銀山の世界遺産登録推進展示センターを設けること ③2月28日に連合会の総会が開催され、佐渡出身の葛西敬之さんが特別講演をなさること等を話された。

 次いで、佐渡市地域振興課長の加藤さんが挨拶に立たれ、佐渡市長のお祝いのメッセージを代読。

加藤課長は、市長のお祝いの代読と佐渡市が取り組んでいることの説明を詳細に話された。

 市長は、20回目となるフォーラムの開催を祝うとともに、地方創生についての佐渡市の取り組みについてその施策4項目を説明、協力を呼びかけた。

 また、加藤課長は、地方創生について佐渡市が現在取り組んでいる若者の出会いとして「さど女子ファンクラブ」を設立したこと、新たに設立した「自治体企業パートナーシップ事業」について説明があった。

 ふるさと納税事業は、昨年から返礼品を実行した結果、現時点で5000件、1億1000万円に達していること等について報告、協力を要請。

 予定通りに進み、第1部 藤木さんの基調講演に入った。

 基調講演のタイトルは 「ふくし」は、「つうに、らす、あわせ」を実現すること

藤木さんの基調講演。

 藤木さんは、両津夷の出身。両津高校卒業後京都大学法学部に進学。卒業後旧厚生省に入省の経歴を持つ。入省後は、厚生省一筋。

 藤木さんは、出席者全員にA4カラー版で57ページに及ぶ資料を予め配布。まずびっくり。

 資料に基づいて、まず、前任の東日本震災厚生労働省現地復興対策本部長時に学んだことを紹介。

  被災者支援は、コミュニティ創りが大切であること。その仕掛けが大切なこと、「孤独が一番つらい」とよく耳にしたので、「あなたは一人じゃない」というメッセージが必要であることを痛切に感じた。そして、自分が経験した「新しい時代の支え合い方」について説明された。

 

藤木さんの資料から抜粋。

 本題に入って、まず「人口ピラミッドの推移」を説明。1950年のピラミッド型から2050年のツタンカーメン型に変わっていくことは避けることができない状況であること。高齢社会を迎える私たちの生き方・暮らし方はどうすべきかを論じた。

 自立度の変化パターンについて、全国高齢者20年の追跡調査をグラフで紹介し、縦線を自立~死亡、横線は年齢を表しているものであるが、その表中に「GNP」(11%の方)、「PPK」(70%の方が70代後半から日常生活動作に援助が必要になってくる)、「NNK」(19%の方)という意味不明の記号がかかれていた。その説明が面白い。「GNP」は、「元気で長生きピンピン」、「PPK」は「ピンピンころり」、「NNK」は「ネンネンころり」と名付けているのだそう。 自分は、どれに該当するのだろうと考え、今のところは、GNP? と 勝手に決めたが…。元気でいたいものだがこれからは表のように体力がどんどん落ちてきて、自立できなくなってくるのだろう と思わせる表であった。

 これからの社会保障やくらしを考える 部の説明に入り、高齢社会を迎え、医療の大転換が必要なこと、一人一人は、どうしたらよいかを説諭した。

75歳を過ぎたら「二回目の社会人」となれ と説諭。

① 行政に対してのさりげないコーディネーター(後押しはしても、余計な邪魔をしない)。 

② 「降りていく生き方」が必要  等。

自分は、ちょうど自立性が落ちてくるこの年齢。藤木先生の説諭にこれから先の生き方の指針を与えられたように思った。大変参考になった。

 

しばらく休憩ののち、佐渡市から出席した佐渡市高齢福祉課課長 後藤友二さんの講演が始まった。

先の藤木さんは、資料が整っていたので理解しやすかったが、後藤課長は、資料がなくすべてスライドによる説明であった。

 演題は、「佐渡市における「地域包括ケアシステム」の構築について。

 

後藤課長の講演。

 後藤課長は、まず、自己紹介。赤泊出身とのこと。

 佐渡市の人口現状について説明。 高齢者の世帯の割合が60%余りとなっていること。限界集落と言われる率は、30%弱とのこと。

 地域包括ケアについて説明。地域で暮らせる生活支援が狙いである。

 佐渡市の医療状況については、医師、看護士は不足、歯科医師は新潟県の平均より高く、満たされている。

 高齢化社会の中で、医療機関が国仲に集中していることゆえ、訪問看護もままならないとのこと。

 そこで、診療所間の連携ができないかを検討。考えられたのが「さどひまわりネットワーク」である。

 

 医療センター、介護施設から健診センターまでが加入している。健診センターまで入っているのが佐渡市の特色だそう。

 さどひまわりネットは、複数の健診機関のデータの共有化、介護施設間の連携ができるなどの効果があるとのこと。

 このネット活用のためには、市民参加制度の確立に取り組んでいる。

 地域包括支援の二つ目として「健康が幸せにつながる」との趣旨のもと “健幸さど21計画” を推進している。 

 基本理念。

 郵便局、配達業者等を含めた官民共同で繋がりを持ち、次世代につなげていくよう見直していきたいと述べられた。

 元気高齢者のキーワードとしては、あ(歩く)・は(話す)・は(働く)・あ(遊ぶ)を合言葉として繋がりを広げていきたいとのこと。

 次いで、地域の活力としては、現在地方創生を計画している。

 

4つの基本目標のもと、 創生総合戦略を考えている。特に高齢者に対しては、4番の持続可能な地域を作り、安全・安心を確保していきたいとのこと。

 佐渡の元気な高齢者は ア・ハ・ハ・ア の合言葉のもと、活力持続性を確保していきたいと締めくくった。

 講演はこれで予定通り終了。

 しばらくののち、B1のレストランで懇親会を催した。

 

懇親会情景。 

  懇親会は、講演なさった藤木先生、後藤課長、担当窓口の加藤課長らが出席して意見交換。

 予定の2時間はあっという間に過ぎてしまった。

 和やかな雰囲気。 

 今日の講演は、私にとって身近なことの話だった。 出席者からも大変有意義だったとの声が多かったことを付け加えたい。

  

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