オリンピック放映が深夜まで続き、寝不足気味だった方、もう元に戻りましたか。
昨日は、オリンピック旗がリオで活躍した選手たちとともに日本に届き、4年後まで都庁に保管されるとのこと。
IOCトーマス・バッハ会長からオリンピック旗を引き継ぐ小池東京都知事。(NHKテレビから)
日本選手達のさらなる活躍も期待したいものです。
今回のリオオリンピックでの日本人の活躍は、どれも素晴らしいものばかりでした。
Liveを見ていて私が一番感動したのは、何といっても3ゲーム目の16-19をひっくり返して優勝した「タカマツ組」のバドミントンダブルス戦でした。一人で深夜のテレビ放送を見ていて、思わず飛び上がってしまいました。感動をありがとう。
バドミントン団体の表彰式。(NHKテレビから)
一方、シンクロナイズドスイミングの団体で銅メタルを獲得したが、そのLIVEを見ていて、感動というよりも悲壮な感じを持ったのは、私だけでしょうか。練習が厳しすぎ、選手の補充時に断りを入れた人もいたとか。 選手が流していた涙は、喜びというより苦しかった涙と思えてしようがありませんでした。
素晴らしい外国選手もいました。
体操の団体戦最後の競技“鉄棒”で、内村選手が逆転で団体優勝しましたが、その後の記者とのインタービュの時に、記者から「競技審判は、内村選手に好意を持っている人が多いのではないか」というような発言があったと、そのとき横にいた2位ベルニャエフ選手が「審判の評価は公平です。今の質問は質問に当たらない」というような内容のことを申したとか。素晴らしい選手と思いませんか。
そうかと思うと日本の○○解説者が銀メダルに終わったベルニャエフ選手の鉄棒について、「はっきり言うと鉄棒の周りをただ回ってただけ。守りに入っちゃってたから、勝てるわけないです」と評したとのこと、こんな発言を聞いて情けなくなりました。
今朝の朝日新聞の記事の中に、こんな文字を見つけました。
民進党の阿部知子氏がツィッターで「・・・真意はどうあれ、人を揶揄したりおとしめたりする言葉は・・・口にすべきでない」と記しているとか。
どこの世界でもあること。私の周りからもいろんなことが耳に入ってくる。私に教えてくれた人達には、アルフレッド・アドラーの心理学の解説書「嫌われる勇気」(ダイヤモンド社発行)を読むといいよ! と申している。郷土会総会でも紹介したが・・・。
先日も故郷の友人と話していました。「あなたがいつも申していたように、人を揶揄したりおとしめたりする言葉に私もこれからいちいち気に止めないでいたい。もう、笑って過ごそうよ」 と。
今朝、家のベランダには、すごく大きなハイビスカスの花が開きました。
直径約14cmほどの大きさのハイビスカス。
ハイビスカスの花の命は短いが、とても明るくきれいで、咲いたのを見ると何か感動します。この木は、家に来てもう20年を過ぎています。家内にはいつも「花の名前をすぐに言えるのは、ハイビスカスだけね」 と言われています。
少ない余命、オリンピック選手から、あるいは咲いた花から、また、つくられた作品等から感動を受けたときは、率直に「ありがとう」といえるよう努めたいと思っている。
〈注〉
赤いハイビスカスの花言葉
「常に新しい美」「勇敢」 と書かれていました。