今朝、目を覚ますときれいな富士山が目に飛び込んできた。
今春以来、初めて澄んだ雄姿。とてもきれい。早速ワンちゃんを連れて海岸に出かける。
なぎさ橋から。富士山の手前は江の島。
「太陽の季節 ここに始まる」の碑を入れて・・・。バカチョンカメラだがきれいに撮れている。
ズームしてみる。空気が澄んでいて富士山がとても近く感ずる。
今朝は9時ごろの朝食だったが、会話の中で、家内が「ここから観る富士山は小さい」と言い出す。
「なに?」と一瞬思う。家内は横浜生まれで父は戦場へ、家は焼かれ、幼少から小学生に上がるまでの数年間、叔母が住む御殿場に疎開。また、小、中学生になっても夏休みになれば御殿場に行くという経験をしている。(父は終戦後運よく帰国)
窓を開けると大きな富士山の姿がいつも近く大きく見られたとのこと。それが頭の中にあるようだ。
天候があまりに良いので、僕から「今日、富士山が大きく見られるところまで行こう」と提案。家内は本気にしていない。
2度ほど私に聞いてくる。いつも突然の提案が多い私なんで。「本当だよ。行こう」と。
ママはやっと信用して、私共やワンちゃんの飲み物や菓子の用意が始まる。
正午ちょっと前に車で出発。
最初はせいぜい真鶴岬あたりまでかと考えていたが、走っていると富士山の左手空に大きな雲が現れてきている。「真鶴岬ではあの雲が富士山の邪魔をしそうだよ」と。
国道1号線大磯あたりで「目標を箱根にしよう」と変更提案。「ターンパイク箱根を久しぶりに上がってみよう」と相成って。
「有料道路ターンパイク箱根道路を走るのも久しぶりだね」と話しながらくにゃくにゃした道を上る。
だんだんと木々も赤みを増してくる。
ススキもきれい。
ターンパイク道路の頂上を終わったころ、急に視界が広がってきた。木々の高さも低くなってきた。
右を見ると富士山が・・・。
早速駐車場に車を入れる。
富士山と芦ノ湖。
「箱根大観山。標高1011m」とある。「ああ~以前にも来ているが、こんなにきれいに見えるのは初めてだね。今日のこの景色は、あんたの『もっと大きな富士山を見たい』の提案がきっかけだよ。ありがとう」とお礼を言う。
右側の小山は駒ヶ岳。
ワンちゃんも外に出して散歩する。外気温は車の温度計で16℃。とてもさわやか。
15分ほど車の中で水や菓子をかじって一服する。ワンちゃんにも水を飲ませる。
一服後、芦ノ湖方面に向かう。数分で湖畔に着く。
芦ノ湖と駒ヶ岳。
湖畔の木々は、ほぼ紅葉していた。とてもきれい。
しばらく散策して国道を通り小田原まで下りることとして出発。すでに午後3時を廻っていた。
国道1号線は、小涌谷~宮ノ下~箱根湯本までの約9kmが渋滞でノロノロ。
逗子に到着したのが、午後6時を廻った。
今日は1日休もうと思っていた。急用があるわけでもないので余裕をもって運転していた。でも、帰ると、ゴーゴーといびきをかいて眠っていたとのこと。疲れたのでしょう。
でも、天候が味方して良い壱日だった。