6月12日(日曜日)11時、京成本線浅草駅近くの“すみだリバーサイドホール”に於いて、2年に一度の首記総会・懇親会が開かれた。
出席者数は、来賓26名、会員130名余。総計160名ほど。
前々回の30周年記念大会並びに前回の総会・懇親会から比して出席者の減少が激しい。どこの郷土会でも今年に入って同様な現象がみられるとのこと。どうしてでしょう。
総会・懇親会の模様を写真を中心にして報告します。
9時30分過ぎには、今日の参加者一番乗りが受付に現れた。
11時、定刻になったので、司会者(Y事務局長代行)は、開会を告げ、逸見真野人会会長が挨拶に立つ。
挨拶に聞き入る出席者の皆さん。
会長は、遠く佐渡から出席下さった来賓の方々等に感謝のことばを述べ、2年間の活動の主なものをかいつまんで報告した。
特に、今日出席している真野商工会の皆さんの協力を得て、ふるさと交流推進委員会が趣味の会の協力のもと、昨年春地元に帰り、囲碁・将棋大会並びに観光視察をしたこと、夕方には、街の有力者たちを含め50名を超える出席者を得て盛大な懇親会を開き、親睦を深めたこと等を伝えた。なお、先日の総会案内時に、佐渡を世界遺産にする首都圏の会の協力依頼文を同封した結果、多くの方が協力くださったことに感謝、御礼を述べた。
次いで、会長が議長を務め、総会議題である2年間の活動報告、会計報告並びに監査報告が担当者から報告、議長はそれらすべてについて議場に諮ったところ、別段意義なく、すべてが承認された。
次いで、司会者は、会長の任期がこの総会で満了。本人は、若い人に譲りたいとのことであったので、先の役員会で、新会長に倉内氏を候補に選出した旨を述べ、承認を求めた。出席者は、拍手で倉内氏を新会長に選出した。
新、旧の会長が挨拶に立った。
逸見会長の退任あいさつ。
会長は、3期、6年務め、いたらなかったことがあったこと、迷惑をかけたことにお詫びのことばを述べ、今は、すっきりした気持ちであること等を話された。
倉内新会長の就任挨拶。
倉内新会長は、いたらないところがあると思うが、一致団結して和気あいあいを目標に会を運営していきたい旨を述べた。そして、向こう2年間の人事を発表した。
引き続き、今日出席くださった来賓を戸田副会長から紹介。
来賓を代表して3名が祝辞を述べた。
大屋真野行政サービスセンター長が三浦佐渡市長の祝辞を代読。
三浦市長は、4年前の30周年記念大会で講演した思い出をまず述べ、佐渡米産の更なる品質向上、世界遺産登録推進等現在佐渡市が進めている方針について述べた。
坂田首都圏佐渡連合会会長の祝辞。
坂田連合会会長は、7月1日に佐渡を世界遺産にする首都圏の会が広告主となってエコーはがきを再発行すること等について述べられた。
川村東京新潟県人会館理事長の祝辞。
川村理事長は、会館の立て替えの方針等について詳細に述べ、協力を訴えた。
休む間もなく、第2部講演の部に入った。
今回の講演者は、佐渡市世界遺産推進課 文化財室長 野口さん。
演題は、「史跡の里真野 ~古墳・流人・砂金山など~」
真野の史跡をスライドを使って説明された。やはり数か所、観ていないものがあった。故郷に帰るごとに壇風城址の前を通るが、徳富蘇峰の揮毫とは知りませんでした。
3部懇親会に入るときも休憩なく、直ちに高野元市長が挨拶に立つ。
高野元市長の祝辞。
元市長は、12市町村が一島一市に合併する際の苦労を話された。
佐渡から駆け付けた三浦真野商工会長が乾杯の音頭。
三浦さんの乾杯前の挨拶。その後声高々に乾杯の音頭を取る。
出席者全員が起立して乾杯をする。
しばらく歓談ののち、演舞が始まった。
石橋さん、菊地さんによる「春駒」。
次いで歌謡ショウ。
真野西三川出身の黒田秀子さん、持ち歌を熱唱。
真野豊田出身の山田 実さん、持ち歌熱唱。
真野おどりの会の有志による「大真野音頭」。山田 実さんの歌に合わせて踊る。
佐渡から出席下さった奥方お二人も私服のまま仲間に入り、踊りだす。
若波会による一糸乱れぬ民舞 披露。
そして、出席者が楽しみにしている輪おどりが若波会の唄に合わせて始まった。会場が広いので、大勢の人が輪に入って踊りだした。
輪おどり。
最後は、役員全員がステージ前に並び「ふるさと」を合唱。出席者も唄い出す。
「ふるさと」を合唱する真野人会役員。
予定の終了時刻が近づき、倉内新会長が閉会のことばを述べ、午後3時すべて滞りなく終えた。
役員数名は、出口で出席者を見送った。
会計の報告では、予定の出席者は全員参加。ドタキャンはなかったとのこと。
皆さん、ご協力くださり、ありがとうございました。
また、2年後にお会いしましょう。
<追記>
今朝(6月13日)7時30分過ぎに、昨日出席下さった首都圏佐渡連合会の池田名誉会長から電話が。
「長い間、ご苦労さんでした。私が一番お世話になったから御礼の…」 と電話を下さった。「このことでわざわざお電話くださったのですか。いや~、ありがとうございます。感激して涙が・・・」。
“立派な先輩に巡り合え、本当に幸せ者”と涙してしまいました。
皆さん、本当にありがとうございました。これからは、ゆっくりとまた楽しく余生を過ごしたいと思っています。よろしくお願いします。