2月4日(日曜日)午前11時から、JR中央線飯田橋駅近くのホテルメトロホリタンエドモント2階大会場「悠久」に於いて、首記総会・懇親会が開かれた。
当初の出席申込み者数は、来賓者を含め190名余だったが、このところの寒気のせいでしょうか体調を崩して約20名のキャンセルがあったとのこと。事務局泣かせが生じたようだ。
しかし、この時期に170名余とは、良く集まってくださった。今回は特にふるさとの関係者が多い。
講演者永田先生の親戚や先生と関係する人も10名余参加くださった。
初めてお会いする人も多かったので、大変楽しい時間を過ごさせていただいた。これが本来あるべき姿の会かと思う。ありがとうございました。
今日の総会・懇親会の状況を写真を中心にお知らせします。
総会・懇親会の受付は、午前10時30分から始まった。皆さん出足しが早い。
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受付状景。
司会者から第18回総会を宣言。
今回の総会議事進行は、例年と異なり、まず総会の議案等を先に済ませる計画であるようで、坂田会長の簡単な挨拶。
例年により坂田会長が議長につき、第1号議案の議題に入り、29年度の活動報告等について、目黒事務局長に指示。
目黒事務局長が連合会組織の目的、組織図、各委員会の29年度の活動について簡単に説明。
また、伊藤会計担当から29年度の会計報告、また、前田監査から監査の結果を報告。
坂田議長は、これらについて出席者に意見等を求め、一括して承認を求めた。
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総会が始まったときの会場状景。
出席者は、別段意見がなくこれらの報告ついて拍手をもって了承した。
引き続き、第2号議案に入った。
目黒事務局長は、30年度の各委員会活動計画並びに収支計画を報告。
坂田議長は、これらについて議場に諮ったが、別段意見が出なかったので承認を求めた。
出席者は、拍手でこれらを承認。
総会のすべてについて終了したので、議長は、しばらくの休憩を伝えた。
しばらくの休憩後、来賓者等の挨拶が始まった。
まず、坂田会長から29年度の連合会活動と今後の計画等について述べられた。
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坂田会長の挨拶。
次いで司会者から今日出席くださっている来賓の紹介があった。
来賓を代表して、まず、益田新潟県副知事が挨拶に立った。
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益田新潟県副知事の挨拶。
佐渡で近々起こった断水状況、佐渡金銀山の世界遺産登録については引き続き国内推薦を得るべく申請することへの連合会の協力に感謝の言葉を述べられた。
引き続き、伊藤佐渡市副市長があいさつに立った。
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伊藤佐渡市副市長の挨拶。
副市長は、まずはとして佐渡市職員の汚職による逮捕についてお詫びを述べられた。
また、1月30日に起こった島内の上水の凍結による断水発生について詳細に報告。近年見られないような低温が続き、水道メーター以降の凍結による漏水が発生、自衛隊と島外の市町村並びに佐渡市との姉妹都市である入間市や国分寺市などなどの協力があり、現在状況は収まりつつあることを報告。また、4度目になる世界遺産登録の推薦確保に向けて邁進している旨の報告があった。
平東京新潟県人会名誉会長の挨拶が始まる。
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平東京新潟県人会名誉会長の挨拶。
平名誉会長は、近々起こった断水等の救助を受けるにあたって「新潟からストレートに渡れる道路を作ったらどうか」と笑わせた。
近々新津の美術館で開かれる「海外にいる画家たち7人展」を紹介。若い人たちの交流を進めたい旨を述べられた。
司会者は、秋の叙勲で瑞宝重光章を受けた浅島先生を紹介。
先生に挨拶を求めた。
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浅島先生の挨拶。
先生は、佐渡の豊かな自然の中に育ったことに感謝を述べるとともに、佐渡の文化、歴史に対して熱く語ってくれた郷里の先生方仲間達については、一生の宝であると感謝を述べられた。
しばらくの休憩。
第2部 永田俊一先生の特別講演に入る。
司会者から、特別講演として演題「佐渡と私と信託と」として話していただくことを伝え、まず、永田先生の経歴を紹介し、本人を壇上に迎える。
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永田先生の講演情景。
永田先生は、連合会がこのホテルを利用し始めた時よりも早くからこのホテルを利用していたことに触れ、皆さんとともに愛着が沸いていることを報告。
先生は、佐渡との関係、小さい時に酒蔵にもぐりこんで遊んだことや石田川で遊んだ思い出が身体にしみ込んでいる旨を述べた。
小学の時に父の仕事の関係で佐渡を離れ、高校、大学へ進学、卒業後大蔵省に入省。いろいろと歴任後大蔵省を退官、信託協会専務理事に就任。
ヨーロッパ等で開発された信託について仕組み、制度について紹介。
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信託の仕組みを説明するに際し、使用したスライド。
「目的を決めて信じる方に託する」とする信託の仕組みについて、講演時間45分間と制約された中で、やや詳細に説明くださった。 詳細は略します。
永田先生は、高野元市長が現役時に設立した佐渡戦略会議のメンバーの一員でもあった。
これからも佐渡の人たちの仲間に加えていただきたい と述べた。
質問時間に入り、先ほどの浅島先生から1~2つ質問がなされた。
◎ 受託者が本当に責任ある人なのか、民間なのか国家なのか受託者の資質は? 委託者が判断するときの基準を・・・。
◎ 受託者が佐渡を活性化したいと考えた時に、委託者はどう考えればよいか。誰に良いかなどなど。
これに対して、永田先生は、例を挙げて詳細に答えていた。
信託の理解は難しいと言われているが、永田先生の講話は、例を挙げながらの説明であったので小生なりに若干理解することができた。先に永田先生の「溟北先生時代日記」の末尾に付録として載っている「信託について」を読んでいたからでしょうか。
昨年、購入した先生の著書「溟北先生時代日記」を持参していたので、後の懇親会の中で、先生から本にサインしてもらった。ありがとうございました。
第3部 懇親会に入った。
摩尼連合会相談役による簡単な挨拶。
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摩尼相談役の挨拶に聞き入る永田先生らのテーブルに着席している面々。
乾杯の前に朱鷺謡の会による連吟や佐渡を世界遺産にする首都圏のメンバーによる演舞が始まった。
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連吟“放下僧”を紹介する宝生流朱鷺謡の会の面々。
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佐渡を世界遺産にする首都圏の会のメンバーの入場。
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壇上に上がった・・・首都圏の会のメンバー。
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日本橋・福徳神社の祝詞をトキに扮した役者(飯山氏)が読み上げる。
中野新潟県議会議員の乾杯の音頭により、全員起立して乾杯。
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中野新潟県議会議員の乾杯の音頭で、杯を上げる出席者。
会場は一気に和やかな雰囲気となる。
しばらく歓談の後、演舞が始まった。
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東京木遣り愛好会による湊木遣り。
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若波会による佐渡民謡。
若浪会の佐渡民謡に合わせて輪になって踊る出席者たち。
時間の過ぎるのが早く、もう、閉会に近づいていた。
若林連合会副会長による閉会の辞で、すべて滞りなく終了した。
今回は、佐渡市からの出席者が多かったことで、ふるさと佐渡の人たちとの所謂“懇親”がなされたこと等、特筆すべきことと思います。
小生、懇親会で生ものを食べたせいか終盤になってお腹が痛くなり、トイレに走ったため、閉会の辞を聞き漏らしてしまった。
それからも今朝5時まで数回トイレに走り、体力を消耗。会社に行かずじまい。
この歳になって生ものには気を付けましょう!!