昨日、横浜市港南区にお住まいの同級生が、「コロナ禍で時間を持て余しているので、菓子をたくさんつくった。ジャムは甘夏、ゆず、レモン入りのもの」と言ってクロネコヤマト便でそれらを送ってくれた。昨秋も・・・。
息子に「正月に取り寄せた酒が残っているか」と問い合わせたところ、「1本だけ残っている」。昨夕に同級生に「ご主人はお酒が飲めるか」と問い合わせたところ、「いつも買ってきて飲んでいる」由。
同級生の住所をPCで確認したところ、上永谷〇丁目。舞岡公園の北東約2㎞に位置していることが分かった。
昨晩、ママに「ハイキング会に『次回は横浜の舞岡公園にしたらどうか。自然が残っており古民家もあってよいところのようだよ』と進めたので、同級生にお返しがてらに行ってみようと思うが・・・」と話すが、ママは「午後3時に予約がある。金曜日でしたらOKだが・・・」。「金曜日は雨の予報だよ」と相成って、レオちゃんと二人(?)で行くことになった。
午前11時過ぎに出発。車のナビゲーターは約43キロ先であることを示しており、逗子に行くときの道路と全く同じ。今の車は、玄関先まで案内してくれる。
先方に連絡を入れておくと待たせておくことになるので、連絡せず直接行くことにした。
すぐに同級生の自宅が見つかった。車を降りて玄関先に立つと、階段を上がった先の玄関も二階の窓も空いている。留守でなくてよかった。ベルを押す。
開いている玄関内からすぐに返事があった。姿が見えないが「何の用でしょうか」と二度ほど。もう一度ベルを押すと、本人が下りてきた。「あらまぁ~」。「おあがりください」・・・。「犬がいるから・・・」と言ってすぐ包みを渡してお別れした。車のドアを開けるとレオちゃんが飛びついてきたので、「この犬がいるんですよ」と紹介。
車のナビゲーターに「舞岡公園駐車場」と入れる。表示された場所まではそれほど遠くない。
12時20分ごろ駐車場に到着。
駐車場に車を止め、近くにいた管理人に「犬を連れて公園内に入れますか」と問い合わせると、「大丈夫です。大いに楽しんできてください」と。また、「古民家に行きたいんだが、どちらの方向ですか」と問うと、「こちらの方向ですが、公園地図をお持ちですか。この公園はとても広いですから、地図がないと迷ってしまいますよ」とのこと。地図のあり場所を教えてくれたが、見当たらない。気温がぐんぐん上がって来、レオちゃんも「ハァ~ハァ~」言い出したので、もう一度車に戻り、着ているものをぬがせた。先ほどの管理人が寄って来て、「公園地図はありましたか」と。見つからなかった旨を述べると、「自分たちの車に一枚あるかも」と言って1枚持ってきてくれた。「ありがとうございます」と御礼を言い、たいへん気持ちよく再出発した。
車の駐車場は、地図の右上。ここから中間の下「古民家」を目標に、東門に向かって進む。
駐車場の入口付近にあった案内板。
この管理人さんの「犬を連れて入るのは大丈夫」と申したことが、後で問題を起こしてしまうことに・・・。
家族連れがいっぱい・・・。
古民家のある方向の「東門」に到着。看板を見ると「犬は入ることを禁止します」となっている。「えェ~、管理人がOKと言ったのに・・・」。
再度、公園地図を読み返してみると、「田園体験区域、保護区域では犬、ペット類の散歩をしないでください」と書いてある。同じ神奈川県内の江の島や先日の鎌倉の寺院のように「バックに入れて、下ろさなければ結構」を思い出して、「レオちゃんは3.3キロほどなので持ってきたバックに入れ、散歩できないように手に持てばよいのでは・・・」と勝手に解釈して、バックに入れ頭だけを出した状態で東門を入った。
田園風景。
小谷戸の里の入口。
門を通り過ぎて10mほど進むと、前方から二人の作業員風の人が通り過ぎざまバックに入っているレオちゃんを見つけて「あれ、ここは犬の持ち込み禁止されていますよ」私から「駐車場に居た管理人がOKしていたし、バックに入れればよいのでは?同じ神奈川内の江の島では、これでOKでしたし、鎌倉の寺院も・・・」。そしたら管理人「そこに来る人に聞いてみてください」と。その人にレオちゃんを指さして・・・。私「古民家を写真に収めたいから、とにかくそこまで入らせてくれ・・・」と申したら、その人は一言も言わず、二人組の一人が「この先でも言われるかもしれないからね・・・」と言って、歩いて行った。
私は、レオちゃんを見えないように頭だけを出して腕で隠した状態で古民家を廻った。それ以降、気持ちがしっくりしない状態が家に帰るまで続いた。
古民家の主屋と納屋。逆光のため白飛びが激しい。
一般の 農家の古民家のようだった。昔の炊事場の容。
裏に廻った。
新潟の豪農の古民家のように大きくないが、大黒柱(?)が奥に見えます。
一周して小谷戸の里を後にして北門方向に進む。
木蓮がとてもきれい。
北門手前から耕作体験田んぼ方向を望む。
北門を出て四辻のところでレオちゃんをバックから出す。
中丸の丘に上がって一服し、ここから戻ることとした。
レオちゃんは元気に走り出す。
中丸の丘から東側を望む。
休憩の後、ばらの丸の丘に上がる。
さくらが満開でとてもきれい。
とてもきれいな丘・・・。
もみじ広場。
ややばて気味になって駐車場に急ぐ。
約2時間の散策だった。これでもなお半分ぐらいは残っているようだ。広くてとても廻り切れない。
今度は、環状2号線を北へ進み、今井ICから高速に入って第三京浜を通り東京世田谷に向かった。
車の中でも今日のモヤモヤが晴れず、帰って早速、小谷戸の里の事務所に連絡を入れた。
「入場時に管理人が言っていたこと、公園地図で書いてあることいずれも現地での犬の扱いが異なりはっきりしない。小谷戸の里だけが犬の入場禁止であれば、そのことを舞岡公園の入口に掲示すること、地図の文章を訂正すること」など。
事務所の女性曰く。「舞岡公園の管理と小谷戸の里の管理会社が違う。公園地図をはっきりさせるべく訂正はする。舞岡公園の管理については、神奈川県の担当者に伝える」旨を述べた。
ハイキング会の下見のつもりだったが、自然の中でのんびりするのであればよいところだが、視るものが少ないのではないか の感を強くした今日の公園散策だった。
<追記>
舞岡公園への入場に際し、犬が入場してよいかの舞岡公園地図の記事の書き方並びに管理人の客への説明の徹底に関し、横浜市環境創造局南部公園事務所に問い合わせしていました。
これに対して、当初私の言っている趣旨を取り違えていましたので、折り返しメールしましたところ、当南部事務所担当者から再度返信がありましたのでお知らせします。
「舞岡公園地図」につきまして、現行の「田園体験区域・保護区域では犬・ペット類の散歩をしないでください」の記載から、「犬・ペット類を連れての入場はできません。」の記載に修正させていただきます。また、舞岡公園のホームページにつきましても、同様に対応してまいります。
また、公園管理人への指導を徹底します。
私は、犬の入場規制について「緩和せよ」とか言っているのではないこと、自然を守っている努力に対し感謝していることを申し伝えました。