明月院本堂の丸窓を見学後、本堂で手を合わせ家族の無事を祈った。
「方丈」と表されている中央部に仏像が安置されている。お寺の正式な名称は「臨済宗建長寺派 福源山 明月院」。安置されているのは聖観世音菩薩だそう。
その向こうに「本堂後庭園特別公開入口」の表示があったので「入ったことがないので観ましょう」となって入場券売り場に進んだ。
後庭園から観る丸窓。
そして後ろを見ると菖蒲園が広がっている。
こんなにまとまって真っ盛りのハナショウブを見るのは初めてだった。感激。
ずっと奥まで続いている。
いろんな仏像が・・・。それぞれに名前が付いている。
「ボクは青地藏」とある。
明月の名にちなんだ月とうさぎの関係のようだ。
「わたしは赤地蔵」。
杉(ヒノキ?)も手入れされている。
一帯が山に囲まれ谷となっているので、一部から清水が湧き出ているようだ。
湧き水の源泉に上がる橋。
これらの水が「その1」で紹介した小川へと通じている。
菖蒲園は心が落ち着く。皆さんも眺めてうっとりとしている。素晴らしい。
振り返って丸窓方向を観る。
時間の経つのも忘れるほどだった。
後庭園を後にしてやぐらのある方向に向かう。
開山堂。
いくつかある中の一つ。手前のやぐら。
この像の前に行列ができていたが、横を通ったときのシャッターだったので、何かわかりません。調べましたら「花想い地蔵」とのことです。
同じ道を通らないように と横の小道に入って進んだ。
アジサイが一面に広がるところに出た。突然「わぁ~観て」と声を上げた。
反対の傾斜地には竹林がある。「青々とした竹林も見られるし良いところだね」と声が上ずった。
総門に近いところに鎌倉幕府五代執権北条時頼公墓所がある。
北条時頼公墓所。
「月笑軒」入口。
月笑軒の玄関から望む。 きれいでモダンな建物だったが、先に進んだ。
トイレの入口及び横には、バラやきれいな花が咲いていた。
名前を聞かれてもわかりません。
以上が明月院境内の紹介すべてかしら?
これらの花を見学して、さすが鎌倉の寺院の中でもアジサイ他植物の宝庫として君臨する寺院と言われるゆえんが理解できた。
北鎌倉駅まで来た道と同じ道を通り帰ってきた。
北鎌倉駅横の公園。
お腹が空いたのでそばを食べようと探したが、ちょうど休憩時間になっていて駅前の蕎麦屋は休憩中。しばらく付近を探したが見当たらず「逗子に行って探そう」と駅に入った。
午後1時過ぎに北鎌倉駅に降り立ち、午後3時30分過ぎまで約2時間30分の見学だった。
今日は、ショウブの時期にきて大変良いところを見せてもらった。「秋の紅葉にはまた来たいね」と二人は一致。