5月31日(日曜日)午前11時から墨田区役所隣接のすみだリバーサイドホールに於いて、首記東京相川会大会が開催された。 来賓37名、会員198名 総勢235名。首都圏の佐渡市各郷土会総会では、最も多い出席者数であり、ホールも余すところわずか。大盛況であった。
左側の建物が墨田区役所建物続きで低層のところがリバーサイドホール。
東京相川会大会の模様をお伝えします。
定刻に司会者の大場氏が開会宣言。
まず、若林会長の世界遺産登録推進のことを取り混ぜた簡単な挨拶がなされた。
若林相川会会長の挨拶と壇上に並んだ祝辞発言者と役員。
祝辞に聞き入る出席者。
続いて、来賓の挨拶が続く。
まず、金子佐渡市副市長の挨拶。大野亀方面にはトビシマカンゾウが咲き始めていること、相川支所の新築竣工が始まっていること、世界遺産登録に向かっての進捗状況 等について話された。
金子副市長の挨拶。
次いで、東京新潟県人会平名誉会長が祝辞を述べられた。佐渡について100年前に100年後の現在を考えていて実現できなかったこと、そして、今後の100年について語り合おうと述べられた。
平東京新潟県人会名誉会長の祝辞。
首都圏佐渡連合会坂田会長の祝辞が続いた。
会長は、春に佐渡島内の八十八か所巡りの最初のところ22か所巡りに参加、相川方面が多かったことなどを述べ、佐渡島は、世界遺産登録と共に文化の島としても注目されるのではないかと述べられた。
坂田会長の祝辞状景。
3名の祝辞が終わると、今日参加している来賓の一人一人の名を紹介、出席者は最後に一括して拍手され、礼を表した。
引き続いて、議事に入った。
若林会長が議長に選出され、26年度の活動報告と27年度の活動計画、会計報告、会計監査報告、役員人事並びに会則の変更について述べられ、一括して議場に諮った。参加者は、異議なく拍手ですべてを了承した。
引き続き、長年相川で郷土芸能「やわらぎ節」の維持、紹介に励んでいる地元郷土芸能家 飯山 弘さんに対して、相川会から感謝状の贈呈があった。
若林会長から感謝状を受ける飯山 弘さん。
休憩時間を取らずに記念講演に移った。
まず、「佐渡を世界遺産に」と題して、佐渡市世界遺産推進課登録推進係長 正治 敏さんによる講演。
時間があまりなかったので簡単に、世界遺産登録のスケジュールや佐渡金銀山について、すべてのものが現存して見られることの価値等について述べられた。
正治さんの講演状景。
佐渡市観光振興課長補佐 岩崎さんは、お知らせとして、相川循環バスが走り、利用できるようになっていること等を述べた。
しばらく休憩ののち、第二部 懇親会 に入った。
はじめに飯山さん他佐渡国「草の会」による、伝統芸能「やわらぎ節」が披露された。
草の会による「やわらぎ節」の披露。
4名で演武する姿を近くで見ると渋くて味のあるものであった。
山本常任幹事による開会宣言ののち、相川支所長 山本雅則さんの音頭による乾杯。
かんぱーい。 会場は和らぐ。
以降は、アトラクションが続く。
シンガソングライター YAMATOさんのライブ。
若波会による佐渡民謡「相川甚句、佐渡おけさ、相川音頭」の紹介。
ロビーに出たら、「佐渡を世界遺産にする首都圏の会」のメンバーが募金活動に精を出していた。
担当者達が「さすが相川会」と申していたので、予想以上の寄付金が集まったよう・・・。
会場から「・・・・」を戴いてきて、頑張っている首都圏の会メンバーに差し上げた。
若波会の民謡紹介が終わると出席者が会場を取り巻いて輪おどりが始まった。
輪おどりに興ずる出席者。
時間の経つのも早い。もう、予定の時間に迫っている。
相川会の役員他がステージ前に並んで、会場の皆さんと「ふるさと」を合唱。
「ふるさと」を歌う坂田連合会会長の姿も見える。
そして中締め。
「佐渡を世界遺産にする会」の近藤新会長が壇上にあがり、「佐渡を世界遺産に」と掛け声をかけると出席者は「オー」と拳をあげた。
「佐渡を世界遺産にする会」近藤会長の中締め。
近藤会長による音頭で拳をあげる出席者。
午後3時30分、大会は滞りなく終了。来年の再会を期して散会した。
相川会の大会に出席して感じたことは、出席者は他の郷土会と同様年配者が多いが、役員が徐々に若返っている。どのような方法をとられているかぜひお聞きしたいと思っている。