“しなやかに、清々しく”

日常の出来事等を気ままに発信したい。

第17回佐渡高校同窓会関東支部総会が開かれた。

2015-09-28 08:23:12 | Weblog

 9月27日(日曜日)11時から上野東天紅に於いて、佐渡高校同窓会関東支部総会が開かれた。今回で17年目とのことで、出席者数、140名余。

 私ども同期は、これを機会に合おうと呼びかけ、26名が集まった。

 記念公演をされる方は、公務多忙の東京芸術大学学長の宮田亮平先生。ご存知のように同校第14回の卒業生。

 公務のため、先生の到着時刻がやや遅れていることから、総会が約10分遅れで始まった。

 また、佐渡市長の甲斐さんは、佐渡市が本年荒川区との間で「交流都市」を締結し、本日、荒川区冠新道商店街で「あらかわ佐渡おけさまつり」を開催で、多忙。朝一番にそちらに駈けつけたのち、同窓会に駆けつけた。

 支部総会及び懇親会の模様を簡単に報告します。

 開会の辞を同副支部長の松本氏が、関東支部が設立されてから17年目であること、出席者数が140名余であること等を述べられた。

 次いで、関東支部の大場支部長が挨拶に立つ。

大場佐渡高校同窓会関東支部長の挨拶。

 記念公演の宮田先生らが遅れている関係で、開催が遅れたことをまずお詫び、来賓の方々並びに出席者に対して出席の御礼を述べたのち、来年は、母校が創立120年を迎えること等を報告。 

大場支部長の挨拶を聞く出席者。

 次いで、木村事務局長他役員が、活動報告、会計、会計監査報告を簡単にされた。

木村事務局長の活動報告。 

司会者は、活動報告等について、意見を募った。会場からは別段異議なくすべてが了承された。

 総会の部は、すべて終了された旨を告げられ、しばらく休憩ののち、記念公演の部に入った。

 宮田先生が到着され、すぐに演壇に立つ。演題は、「夢を探そう」。

宮田先生。 

 まず、遅れたことを詫びる。今日も公務で朝7時前に自宅を飛び出たとのこと。最近もオリンピックのエンブレム選考準備委員会の委員長に推挙された。大分お疲れのよう。しかし、出席者の一人から心無い発言が飛び出る。失礼。

 先生の話がスライドを使ってはじまる。佐渡弁を使って皆の笑いを誘う話術は何とも言えない。

会場内からスライドをコントロールしながら進める宮田先生。

 先生は、まず、スライド(鶏の絵)をライトで指しながら、“その子の気持ちを採ってあげることの必要性″ を、「どっちが良いか等はそれほどの問題ではない、判断の過程がだいじ」、「やり切ったことがだいじ。発想の転換を」と説く。そして、比較のため二つのデザインを表示して、気持ちを入れることによって作品が浮かび上がること等を話された。

  動画「卒業式で、名物学長の・・・・」を紹介。学生と垣根を作らないで接する態度に感心。

 また、多くの人と接し、自分の知らないことを吸収する必要性、 “多少のことにはめけん” ことが必要  と述べた。

 最後に花束の贈呈。

 笑いを誘いながら、その中に言いたいこと、伝えたいことを入れていく先生の話法は、印象深く、あとに残る。

 大変良い講演だった。

 司会者から来る10月28日~11月3日まで、三越本店6階で「~海へ~」と題して、個展が開かれることが紹介された。 ぜひ行ってみたい。

 懇親会の部が始まる。

まず、相川金山に伝わる神事やわらぎの演。

石橋さんらの演技。 司会者から神事やわらぎの由来を紹介。

 プログラムに従って、佐渡高校同窓会中山新会長(昭和41年卒)の簡単な祝辞。今年8月に会長を引き受けられたとのこと。

中山新会長の祝辞。 

次いで、4月に赴任した渡辺佐渡高校長の祝辞。

渡辺新高校長の祝辞。

 佐渡高校が来年創立120周年になること、高校の現在の生徒数、進学状況、スポーツ活動及び文化祭状況等について詳細に報告された。

 出席者の皆が真剣に聞き入る。自分たちの在籍当時の状況の思い出が甦ってきているようようだ。渡辺先生は、「在籍生徒はたいへん挨拶ができている」と自信を持って話された。大変喜ばしいことと思う。

 次いで、あらかわ祭りから駈けつけた甲斐佐渡市長が祝辞を述べられた。

 甲斐佐渡市長の祝辞。

市長は、佐渡高校野球部の礼儀正しさが評判になっていること、人材教育を更に進めてもらいたい旨を述べられた。

 続いて、摩尼首都圏佐渡連合会相談役の祝辞が続く。

 摩尼相談役の祝辞。

 摩尼さんは、まず母校が来年創立120周年を迎えることに対して慶びを述べた。また、佐渡金山の世界遺産登録推進について述べられ、来る10月18日東京イイノホールで開催される国際フォーラムについて、参加を呼びかけ、首都圏の会の二人がテーブルを廻るので協力くださるよう呼びかけた。

 祝辞が続いたのち、幡豆同窓会副会長による乾杯の音頭。会場は華やかになる。

 しばらく歓談ののち、佐渡出身の黒田秀子さん、山登さんのライブ並びに若波会の有志による佐渡民謡が始まる。

黒田秀子さんの熱唱。

YAMATOさんの熱演。

 若波会の謡に合わせて、出席者による輪踊りがはじまる。

 出席者による輪踊り。中心のお二人は同期生・・・。今回、大場同窓会支部長(同期)の呼びかけで、同期生26名が集まった。

 懇親会予定時間がアッいう間に過ぎる。

 本荘副支部長による中締め。出席者の皆さん、別れを惜しんでしばらく歓談。“来年はまた″ と再会の声も聞こえる。

 楽しい一日となった。

 私ども(東京事務所長、首都圏の会理事)は、佐渡を世界遺産にする首都圏の会の連中が朝から宣伝にこれ努めている「あらかわ佐渡おけさまつり」の会場(荒川区冠新道商店街)に駈けつけた。

 祭りは、もう終わりに近かったが、若波会等の皆さん、冠新道商店街の皆さんら、約120名余りによる流しが行われていた。素晴らしい。

道路いっぱいにおどる若波会の連中。

 元三島神社五神太鼓。

若波会の有志による「佐渡おけさ」の流し。一糸乱れず素晴らしい。

 

荒川法人会の皆さん。

「佐渡を世界遺産に」 ののぼりも立っている。

 今日は、小生の地元でも秋祭り。夕方6時前にやっと会場に駆けつけ、お祝いを述べた。

 

 地元の秋祭り。

 祭りのハシゴもたいへん疲れる。足が前に出ない。

 家に帰ってシャワーを浴び、なおガクン。

 楽しい一日となった。

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

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佐渡汽船貨物値上げ見送りに安ど との記事。

2015-09-26 20:18:10 | Weblog

 新潟日報モアは、佐渡汽船の小川社長が 値上げの白紙撤回を求める島内の商工団体などを対象にした説明会で、値上げを当面実施しないとの方針を示した との記事が掲載されています。

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/local/20150926207693.html

 

 佐渡島民が、ひとまず安堵の表情 と記されています。

 佐渡汽船は、今後の値上げの可能性について述べていたそうです。

 

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大型連休 如何お過ごしですか。

2015-09-20 16:10:57 | Weblog

 9月19日(土曜日)からの5連休、如何お過ごしですか。

 秋の大型連休としては、初めてであり、30年に3回しかないそうです。次回、今年のような大型連休になるのは、11年後だそうです。

 逗子海岸には、大勢の人が訪れています。裸になって日光浴をする人、グループでバーベキュをしている人、サーフィンに精を出している人 それぞれが秋の連休を楽しんでいるようです。

 

 

 

  小生は、16日、17日横浜青葉区へ調査出帳、18日逗子へ、19日横浜保土ヶ谷久保山へと連続の横浜通いで疲れてしまい、今日20日は、犬を連れて海岸に出て貝拾い、のんびりとしています。

 

法事が行われた横浜スカイビル28階中華料理店謝朋殿東窓から横浜みなとみらいスポーツパーク方面を望む。2枚の写真を合成。

 ちょっとの間に拾った桜貝。

 

 もう、連日の行動は、避けたいと思いながらついつい・・・。

 元気でいられる間は、身体を動かそうと思っています。

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宮田亮平芸大学長 五輪エンブレム「準備会」の座長に選出される。

2015-09-17 23:42:56 | Weblog

 読売Online(16日付)によれば、2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会が、新たな大会エンブレムの作成に向けて発足する「準備会」のメンバー6人の座長に、東京芸術大学の宮田亮平学長が との記事。 

 http://www.yomiuri.co.jp/olympic/?from=ygnav2

 

 宮田亮平先生は、来る9月27日開催の佐渡高校同窓会関東支部総会で、「夢を探そう」と の演題で、記念講演をされることになっています。

 また、来る10月28日(水曜日)~11月3日(火曜日・祝日)、日本橋三越本館6階美術特選画廊に於いて、個展 「宮田亮平展 ー海へー 」を開催することが、「art 三越の美術」に公表されています。

 ふるさと佐渡の生んだ大芸術家「宮田先生」のご活躍の様子を ぜひお見逃しなく足を運んで戴きたくお願いいたします。

 

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佐渡市議会 佐渡汽船の貨物運賃値上げの白紙撤回を求める。

2015-09-17 17:33:49 | Weblog

 新潟日報モアによれば、佐渡汽船(佐渡市)が10月から全3航路の貨物運賃を現行より20%値上げすることについて、佐渡市議会は16日の本会議で、佐渡汽船に対し値上げの白紙撤回を求める決議を全会一致で可決した  旨。

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20150917206002.html

 

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佐渡市長 佐渡汽船の貨物運賃値上げに不快感を示す の記事。

2015-09-16 20:38:57 | Weblog

 佐渡汽船が、貨物運賃を来る10月1日から値上げ(20%前後)することを公表したことに対して、甲斐佐渡市長は、「佐渡経済への影響は非常に大きい。荷主と(事前に)対策を話し合うべきで、順序が違う。強い憤りを感じており、傲慢(ごうまん)だと考えている」と佐渡汽船を批判し、不快感を示した との記事が新潟日報に掲載されています。

 http://www.niigata-nippo.co.jp/news/local/20150916205764.html

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世界遺産国際シンポジウム 「佐渡金銀山の価値を世界へ」開催のお知らせ     

2015-09-12 22:23:37 | Weblog

 新潟県教育庁文化行政課世界遺産登録推進室から、首記国際シンポジウムのご案内が届いていますのでご紹介します。

 来年、佐渡金銀山の世界遺産登録の国内推薦を得るには、皆様のご協力、盛り上がりが必要です。

 ぜひ、奥様共々ご参加くださいますようお願いいたします。入場無料。

 すでに申し込まれた方には、参加票が届いています。開催当日の入場券となりますので期日まで大切に保管ください。

 

各位

                      佐渡金銀山世界遺産登録推進県民会議 事務局

 

 日ごろ、佐渡金銀山世界遺産登録推進に格別の御高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

+++++++++++++++++++++++++++++++

+ 世界遺産国際シンポジウム                +

+   「佐渡金銀山の価値を世界へ」開催のお知らせ     +

+++++++++++++++++++++++++++++++

 

 佐渡金銀山の世界遺産登録については、御案内のとおり、残念ながら今年度の国内推薦候補としての選定が見送られたところですが、今後、早期の国内推薦並びに登録の実現に向けて、国内外へ情報発信と気運醸成が大変重要となっています。

 そこで、この程、佐渡金銀山の価値を全国に広く発信するとともに、国へ本県の取組姿勢と盛り上がりをアピールするため、来る10月18日(日)に東京霞ヶ関のイイノホールにおいて世界遺産国際シンポジウム『佐渡金銀山の価値を世界へ』を開催することといたしました。

 日英同時通訳付きで、海外専門家と国内専門家による講演やパネルディスカッションを予定しており、首都圏では初の国際シンポジウムとなります。

 つきましては、貴社、団体の皆様をはじめ、首都圏の本・支社等関係機関・団体の皆様への周知・広報に御協力を賜りますようお願いいたします。

 東京で新潟の勢いを表すためにも、多くの皆様に御来場いただけますようよろしくお願いいたします。

 1 開催日時

  平成27年10月18日(日)13時00分~17時00分 (開場12時00分~)

 2 会場

  イイノホール&カンファレンスセンター(東京都千代田区内幸町2丁目1-1)

   会場へのアクセスはこちらをご覧ください。

   http://www.iino.co.jp/hall/access/

 3 プログラム

(1)基調講演

   ●パトリック・マーチン 氏

        (国際産業遺産保存委員会会長・ミシガン工科大学研究教授)

   「産業遺産の世界遺産登録の状況」 

   ●西村 幸夫 氏

       (日本イコモス国内委員会委員長・東京大学先端科学技術研究センター所長)

   「佐渡金銀山の世界遺産としての価値」

 (2)パネルディスカッション

   ●テーマ

    「世界遺産候補・佐渡金銀山の未来を考える」

   ●コーディネーター 

     稲葉 信子 氏(筑波大学大学院教授)

   ●パネリスト

     パトリック・マーチン 氏

     クリストファー・ヤング 氏

         (前イングリッシュヘリテージ国際政策担当責任者)

     岡田 保良 氏(国士舘大学イラク古代文化研究所教授)

     小風 秀雅 氏(お茶の水女子大学大学院教授)

     西村 幸夫 氏

     ※日英同時通訳付き

     ※オープニングに「佐渡おけさ」の披露があります。

4 定員

  500名(先着順、入場無料)

5 お申込みについて

 聴講御希望の方は、電話、ファックス、郵送、電子メールでお申し込みください。

 郵送、ファックスの場合は、下記開催案内チラシ(裏面)の参加申込書に必要事項

を御記入の上、送信してください。

 電子メールの場合は、御名前、参加人数、御住所、電話番号をメールに記載の上、

送信してください。

  <お申し込み/お問い合わせ>

  新潟県教育庁文化行政課世界遺産登録推進室

  〒950-8570 新潟県新潟市中央区新光町4-1

  E-mail: ngt500080@pref.niigata.lg.jp

  TEL 025-280-5726 FAX 025-280-5764

   ※お申し込みをされた方には、後日、参加票を郵送させていただきます。

  (団体でのお申込みの場合は、代表者の方に参加票を郵送させていただきます。)

   〔申込締切:10月16日(金)〕 

   開催案内チラシ(表面)

  http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Article/634/617/symposium(omote)1.pdf

  開催案内チラシ(裏面)

 http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Article/509/560/symposium(ura).pdf

 (担当)

=====================================

佐渡金銀山世界遺産登録推進県民会議 事務局

(新潟県教育庁文化行政課世界遺産登録推進室) 

担当  比嘉 陽子

〒950-8570 新潟県新潟市中央区新光町4-1

E-mail: ngt500080@pref.niigata.lg.jp

TEL 025-280-5726

FAX 025-280-5764

=====================================

 

 

 

 

 

 

 

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金沢、能登半島一周旅行に その4    

2015-09-10 22:02:07 | Weblog

 6日は、旅行の最終日。和倉温泉から壱日がかりで東京に戻ることにしている。

 金沢に行くときは、関越自動車道 → 上信越自動車道 → 北陸自動車道 のルートで、約500㎞ だったが、“同じ道を帰るのは面白くない″ との考えで、東海自動車道を通って高山市 → 安坊峠道路 → 松本 → 長野自動車道 → 中央自動車道 のルートで帰ることとした。

 朝、8時30分ごろホテルを出発。近くの彼の有名な加賀屋ホテル1階を了解を得て見学。

玄関には、沢山の女性従業員が観光バスの発車を見送っている。

ホテル加賀屋の玄関。

 1階入り口にいた従業員に、見学願を申し出たら気持良く了解してくれた。

1階のロビーに入り、奥の方に向かう。

中央ロビー。大変きらびやか。広い通路には、みやげ店が連なっている。

 中央ロビーを一回りして、外に出て、海岸に向かう。

海岸からの眺望。ホテル加賀屋ほかのホテル群。

 霧雨がぱらぱらと。

 車に戻り、いざ出発。午前9時頃だった。

 まず、七尾市街方面に向かって進む。国道470号線に入る。氷見海岸は、以前金沢に来た時に氷見海岸に来ているので今回は “能越自動車道″ を高岡方面にスピードをあげる。この自動車道も石川県内のため無料だった。

 継続している東海自動車道は、富山県内のため、もう有料となった。徐々に雨が強くなる。清見から高山清見道路に入り、高山市へ。

 高山市内は、もう数回来ているので、素通りし、国道158号線を松本に向かってひた走る。

 ところが、国道158号線を走っていると、「飛騨大鍾乳洞」の標識が目に入る。こちらを廻ったのだから、一つぐらい観ていこうか となり立ち寄る。これが車で来た良さである。

 大雨なのに駐車場は、車でいっぱいだった。

 鍾乳洞に入る前に「大橋コレクション」に入る。大橋コレクションは約100キロの大きな金塊を盗難されたことで有名。また、美術品や装飾品等が2階、3階に渡って展示していた。写真撮影禁止のため作品の展示状況は、お許し。

 大橋コレクション3階から直接鍾乳洞に入ることができた。

大鍾乳洞の入り口。

 鍾乳洞は、3段階に分かれていて、第1段階は緩やかであるが、2段階、3段階に入るごとに、急な坂道となり、大変なエネルギーを使う。

第1段階。

 

この鍾乳洞も第1段階にあった。数万年前のものか? ここの鍾乳洞は、高さがなく、二人の感想は、九州の方が大きかったね の感想。

 第3段階から外に出ると、大変な高さまで登っていたよう。数分間階段や勾配のある廊下を下って駐車場にたどり着く。

 足がふらふらしているので、レストランに入り、昼食を取る。ラーメンが美味しい。

 さあ、これから平湯トンネル → 安房峠道路 → 梓湖 → 松本 の大変厳しい道路を通る。以前、高校の友人たちと友人の別荘(奥飛騨温泉郷)に来た時を思い出す。当時まだ平湯トンネルが完成していなく、山越えには大変な目にあったことを。

 現在は、平湯トンネル、安坊峠道路が完成しているので苦労なく通過できる。

 松本ICから長野自動車道に入る。そして、中央自動車道。雨の中順調に進んだが、大月の手前で渋滞が始まる。

 大月トンネルでは、入り口付近で3台の追突、そして、トンネル内では、2か所で追突があった。いずれも流れを止めているので渋滞はひどくなる。談合坂SA付近もノロノロ。

 運転手の皆さん、疲れているのだろう。気を引き締めて走る。

 相模湖を過ぎたあたりでもナビゲータは、東京まで渋滞との記号が表示されている。トイレを心配して早めにSAに入る。

 そして、無事高井戸の首都高速に入る。やっとスムーズに走ることができた。もうすぐ自宅。

到着は、午後7時をまわっていた。鍾乳洞立ち寄りの1時間余りと2度の休憩を除いて、何と8時間余り車の中に閉じ込められたことになる。

 家について車から下りたら、身体がふらついた。大変な道のりだった。

 今回の旅行を締めくくるにあたって、感じたことを記しておきたい。

 〇 金沢への訪問は、お墓参りが主であったが、金沢の名所を廻るには、丸1日で足りないぐらいであった。十分な時間を割いて、金沢の文化、生活習慣と接したほうが良いかと思う。

 〇 能登半島は、佐渡島とよく似ていて感動するものが少なかった。佐渡育ちのせいだろう。もう、この場所を伺うことはないだろうと 半島の先まで行ったが、無理しない方が懸命のようだ。

 〇 地域の特色を見分できた。輪島塗、ガラス館、のとじま水族館、和倉温泉等。佐渡島を一周した時に感動するものがあるだろうか、考えさせられた。

 〇 旅行先で地域の人、同じく旅している人と話すことができ、旅の楽しさを倍加できた。

                                  等々。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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金沢、能登半島一周旅行に その3

2015-09-09 14:34:46 | Weblog

 3日目は、午前8時30分、羽咋郡の能登ロイヤルホテルから出発。海岸線の国道36号線を北上する。

 最初に訪れた場所は、巌門。

洞窟がよく見える。遊覧船には時間がなく乗らなかった。

 しばらくすると国道249号に交わる。

 この辺りから約30㎞にわたって、奇岩、断崖が続く名所である。

機具岩。機具岩は16mと12mの高さの二つの岩が寄り添い、太い注連縄で結ばれている夫婦岩。伊勢の二見岩によく似ている事から"能登二見"とも呼ばれている とのこと。

 国道249号をさらに北上。横道に入り、ヤセの断崖に立ち寄る。義経の船隠しまで歩く。

義経の船隠し。兄 頼朝の厳しい追っ手から逃れる義経と弁慶が、奥州へ下る途中に折からの海難を避けるため、入り江に48隻の船を隠したと伝えられる岩場 と説明書きがあった。 小さな手漕ぎ船ならば入るかなぁ~ と想いながら眺める。

 さらに北上して、曹洞宗大本山 総持寺祖院に立ち寄る。

 総持寺祖院の入口。

 総持寺山門。

 仏殿。たいへん広い。

 総持寺を見学のあと、輪島市に向かう。

輪島会館に立ち寄る。輪島塗は大変きらびやか。ひとつ一輪差しの花瓶を と思ったが、高くて手が出ず、あきらめる。

 輪島の市街を過ぎてしばらくすると、「白米の千枚田」。

小さな区画で良く耕作しているもんだ と感心する。白米の千枚田は世界農業遺産「能登の里山里海」の代表的な棚田 と言われている。

  

 金剛崎 空中展望台スカイバードに立ち寄る。予定時間をオーバーしていたので先を急ぐ。

国道249号線から分かれて28号線へ。いよいよ能登半島の先っぽに。しかし、観るところがほとんどなく、がっかり。先を急ぐ。

珠洲市の市街で再び国道249号に出る。海岸に時々奇岩が見られるが通り過ぎた。計画予定時間をとっくに過ぎていたので、先を急いだ。

そして穴水町から「野越自動車道」に入り、能登島に向かう。先に記したように「野越自動車道」は、無料だった。

 そして、七尾湾にある能登島にわたる。

 手前の展望台から眺める。

 

 能登島には、石川県能登島ガラス美術館やのとじま水族館がある。

まず、ガラス美術館に入った。撮影禁止のため、作品を写すことができない。

 ガラスのコップや器だろうと想像していたが、とんでもない。厚いガラスを利用してその中にいろんな作品を創るという外国の作品が多い。

 のとじま水族館は、ちょうどイルカショーが始まるところであった。

イルカショー。

 休憩のためにしばらく楽しむ。館内は、いろんな珍しい魚を沢山展示している。

ジンベエザメ。 

大橋を渡っていよいよ和倉温泉に入る。

能登島と七尾市和倉温泉とを結ぶ大橋。

 和倉温泉と言えば皆さん「加賀屋」と申すが、加賀屋は、部屋代がとんでもなく高い。新幹線の開通で客をさばききれないとか?

私どもは、2軒となりの「金葉荘」を予約していた。しかし、午後5時30分ごろの到着だったが、すでに駐車場は満杯。数十メートル離れた第二駐車場も一台しか空いてなかった。

 金葉荘も海に直接面しており、私どもが通された5階の和室は、それなりの部屋だった。 欲を言えば、設備が古い。従業員数をセーブして宿泊費の高騰を抑えているようだった。食事もまあまあだった。

  翌日朝、見学のため加賀屋に入らせてもらったが、加賀屋は、見送りの従業員だけでも十数名玄関に並んでいた。

 佐渡がこんなに賑やかになる日は来るのだろうか と頭の中をよぎった。

 能登半島を一周して感じたことは、地形が佐渡島ととても似ていること。感動するものがあまりなかったこと。特に、突端の方には、何もなく無駄だったこと などだった。計画をよく吟味して行動しないと、ただ走るだけとなる恐れがある。

 佐渡島も良く計画を立てて行動するよう、ただ、一周を走っただけとならないようお願いする次第です。

 明日は、東京まで一気に突っ走る予定。ゆっくり温泉につかろう。

 

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金沢、能登半島一周旅行に その2

2015-09-08 10:24:14 | Weblog

 今回の旅の主目的であるお墓参りを終え、4日は、金沢市内を観て廻ることにしている。

 昨日のハプニングでやや寝不足であるが、予定通り午前9時前にはホテルを出発し、まず、兼六園に向かった。車は、近くの市営駐車場(大規模)に入れ、坂道を上がる。

 兼六園は、20年ほど前に一度来ているが、朝方まで降った雨のため緑が鮮やかで、観るものがすべて新鮮に感じた。

兼六園の入口。 65才以上は、入場無料だった。

 坂を上がって真っ先に有名な「ことじ灯篭」と「霞ヶ池」に。

ことじ灯篭 と 霞ヶ池。 以前来た時にこの「ことじ灯篭」に感激して、その模造品を私の庭に設置したことを思い出す。

我が家のことじ灯篭。

霞ヶ池。ことじ灯篭のある場所の反対側から。

兼六園の地面一体に苔が映えている。雨上がりのため特に下の写真の場所がとてもきれいだった。

休憩所に上がる手前。

 兼六園を隅々まで約1時間半かけてゆっくりと散策。とてもきれいだった。

 次いで以前観られなかった金沢城に。以前金沢に来た時は、5月の「いしかわ百万石・金沢祭り」イベント(俳優の高橋秀樹氏が鎧兜姿で馬に乗って行列した)だったので、人が多くて動けなかった。

兼六園から望む金沢城。

 石川門から入る。三の丸圓地にある長屋に入る。

三の丸から望む五十軒長屋の端のやぐら。

次いで、橋爪門から五十軒長屋に入る。

五十軒長屋の全景。平成13年7月に完成した、延べ床面積1894.23平方mの復元建物。

左側の橋爪橋から中に入る。

 五十軒長屋の内部。真新しい。下部は檜、天井の梁は松の大木を使用していた。

 三十軒長屋の左手の高台で一服。友人に「奥さんを連れて金沢にぜひ」と電話する。

 もうすでに正午近くになっていた。

次に伺ったのは、長町の武家屋敷跡地区。

 運良く、駐車場が見つかり、路地を歩くと武家屋敷野村家に出た。

武家屋敷野村家の玄関。

「謁見の間」と一段上がっている「上段の間」

 こじんまりした庭に立つ大きな灯篭が眼についた。六尺あるとか。

 野村家を出て、長町の川沿いを歩くと小路地に写真で見る「武家屋敷」の場所を見つけた。

長町の川沿いの風景。

小路地にある屋敷。

 次いで、街並み文化財に指定されている「ひがし茶屋街」に向かう。有料駐車場が何処も満杯で、入口でしばらく待っていると近くの奥さんが現れ、「自分の駐車場」を案内された。やはり『1時間300円」を支払い、茶屋街に歩く。

「ひがし茶屋街」の街並み。建物の中には、所謂「古物」でなく、食事処となっている。

 これまた初めてで街並みが素晴らしい。国の「重要伝統的建造群保存地区」に選定されている。

 「ひがし茶屋街」を廻ったところで、もう、午後3時近くになっていた。

 一路、のと里山海道を北上。翌日の行動に便利として選んだ羽咋郡の「能登ロイヤルホテル」に向かう。

 1時間ほど走ったのと里山海道は、普通の高速道路と変わりないが、無料であった。以降、利用したいくつかの石川県内の高速道路は、なぜかすべて無料であった。後で記すこととしているが富山県に入ったら僅かな区間でも「有料」。なぜなんでしょう。

ロイヤルホテルは、「能登ゴルフ場」の敷地内にあり、緑豊かで、中継ホテルとして利用者が多いとのこと。

 能登ロイヤルホテルの建物。

パンフレットには、今は昔、諸国を旅する一人の僧が、能登の山奥の泉でさまざまな動物(温泉内の説明では、「傷ついた朱鷺」と記してあった)が 傷ついた体を癒していたところから開湯。現在では、地名から「志賀の郷温泉」と呼ばれます とある。

 部屋もきれいで、ゆっくりと温泉につかり疲れをいやすことができた。

 さあ、翌日は、いよいよ能登半島一周 の予定。

 

 

 

 

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金沢、能登半島一周旅行に その1

2015-09-07 06:46:32 | Weblog

9月3日~6日まで3泊4日の日程で、家内と北陸金沢、能登半島一周の旅に出かけた。

もう新車購入から15年になる車(トヨタマジェスタ2000年製、総走行距離約9万。出発前にはエンジンオイル等交換整備)で、3日午前8時に自宅を出発。6日帰宅までの走行距離1274㎞の旅行を、4日間に分けて整理してみたいと思う。

 今回、この旅行を企画するきっかけは、血縁のない一老人のお墓参りに行きたい が・・・。

 ちょっと長くなるが、この計画の主目的であるお墓参りについて述べておきたいと思う。

 十数年前に、それもその数カ月ほど前に知り合った弁護士から、「身寄りのないこんな女性(当時70歳の前半だったか?)がいて、下落合にある病院の近くに住みたい と申しているので、探してもらいたい」との話があった。

 詳しく聞いてみると、金沢出身で、父が事業をしていたが、急死。後を継いだが、手におえず廃業。家屋敷を売却して東京に出てきて、その弁護士先生(女性)にすべてをお任せして「後見人」となってもらっていた。フランスに留学、フランスの空港会社に勤務、役員の秘書の傍ら通訳をしたこともあり、本の好きな知的な女性であった。

 女性は、しばらく賃貸マンションに入っていたが、この地域が気に入り、弊社の近くのマンションを購入して住みだした。

 一人身ゆえ、家内が時々食べ物等を持参して伺い、話し相手になっていた。弁護士の先生もマンションに来る度に会社に立ち寄り、「いつも面倒を見てくださって・・・。近くにいるので安心だわ」と申してくださり、以降家内とは、近況を取りあっていた。

 数年前に「一人身では危ない」と察知したので、先生と相談して、病院の老人ホームに入居させた。ホームに入った以降も家内は、時々見舞いに行き、話し相手となっていたが、昨年中ほどからおかしなことを言い出すようになった。そして、この4月中ほどに逝去。享年89歳。

 弁護士先生は、こちらに迷惑をかけては と考えたようでこちらに知らせることもなく、事務所の人達で火葬にしたとのこと。(自分で十数年ほど前に、永代供養墓を生まれ故郷の金沢寺町地区に建立していた)

 6月初めに、先生からメールが入り、女性が遺言を残していたとのこと。『○○さんには大変お世話になった。わずかですがあげてもらいたい』と記してあったと。 家内と相談して、『遺志を素直にいただこう』となり、家内の振込先を連絡。

 8月初旬、先生から「納骨が終わった」との連絡が入ったので、金沢にお墓参りに行こうとなったものである。

 以上が金沢に行くきっかけとなったものです。

 3日午前8時前に自宅を出発。上信越道路を通って金沢に直接向かった。途中休憩を入れて、一度の渋滞もなく午後2時過ぎに金沢に到着。

 まず、金沢駅を見学。

JR金沢駅 兼六園口にある「鼓門・もてなしドーム」。

 ナビゲータを頼りに寺町5丁目交差点にある「妙典寺」に向かう。お寺さんには、前もって、「伺いする」旨の連絡を入れている。但し、ここの住職がこの5月に亡くなったとのことで、「お坊さんはいません」とのこと。

妙典寺入口。車は玄関から入れるとのこと故、直接乗り入れた。

 奥さんに挨拶。お墓まで案内してもらう。奥さんは、アルツハイマーで右手が動かないと申していたので、おかえり願い、家内とお墓掃除を始める。墓石の台座には苔が僅かでしたが生え出している。

生前に自分で建てたお墓。

「永代墓」としてお寺さんに永代面倒を見てもらうのだそう(生前本人から伺った)。お花を添え、「安らかに」と手を合わせる。

 しばらくお寺の周りを見学、奥さんに別れを告げて寺を後にする。

 ホテルに入るにはやや早かったので、近くの「鈴木大拙館」に向かう。「美術館に入ってゆっくり」と言う時間はないので、庭の周りや北陸放送本社ビルの裏庭を見学。

鈴木大拙館の池「水鏡の庭」

北陸放送本社ビルの裏庭「松風閣庭園」。旧加賀八家筆頭「本多家」の屋敷地だったとか。

何か京都に来ているような錯覚をする。

 午後5時前となったので、金沢駅近くのホテル「金沢マンテンホテル」に向かう。

 ホテル最上階の12階の部屋に通される。ホテルはすべて「大風呂のあるところ」として、JTBのるるぶで予約していた。

 食事は夕朝ともバイキング。壱日の疲れを癒やした。

 ところが夜10時過ぎから、屋上のエアコンがかなり大きな音を発する。フロントに電話すると、「ここしばらく使用していなかったのですが、客から「部屋が暑い」との苦情があり、スイッチを入れたとのこと。

 頭に響く音で我慢できず、部屋の交換を申し出る。7階に移動させられた。(うちばかりでなく、隣の部屋の人も荷物を抱えて移動していた)。それから寝付けずとんだ災難に合う。

 明日は、「壱日金沢市内観光の計画だからまあいいか」と自分に言い聞かせて、しばらく起き、日記を付ける。

 

 

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