4月3日(日曜日)、真野ハイキング会総勢40名は、午前10時日本橋脇の日本橋魚市場発祥の碑前に集合。第12回目の “ハイキング” を楽しんだ。
全コースは、お江戸日本橋からJR田町駅近くまでの約7㎞。事前にハイキング会の幹事たちが下見をし、十分余裕を持った安全なコースだった。
私どもは、車でこの道を何度も通っているが、このコース間には、いろんな石碑があることに気が付かなかった。
この石碑のいくつかを紹介しょう。
まず、午前10時集合、霧雨の振る桜の下で幹事の注意事項等を聞く。
満開の桜。
出発すると間もなく日本橋の道路中央にある“道路起点元標”を見学。通常車が走っているので中央の元標を見ることができないのだが、その日は、祭りのため交通止め。運よく中央まで進み、確認することができた。
日本の道路は、距離、方角がすべてここから出発している。
以下いくつかの石碑を紹介する。皆さん、観たことがあるものがいくつありますか。
「八重洲」という地名は、江戸時代に日本へ漂着したオランダ人「ヤン・ヨーステン」に由来するとのこと。
日本橋から歩きだすと、歩道には、チューリップ等が植えられ、とてもきれい。
「銀座発祥の地」の碑。
「銀座の柳」の歌碑。
銀座2丁目からしばらく両側のビルや店舗を眺めながら黙々と歩く。銀座四丁目交差点の手前で、「銀座和光」の鐘が鳴った。午前11時。銀座のど真ん中を横切って、新橋方面に向かう。
芝大神宮入り口に着く。
このときになると霧雨も上がり、神社では、結婚式のため道路が掃き清められていた。
偶然にも今日の結婚式は、小生の住いの近くにある神社の宮司さんの次男とのこと。本殿から降りてくるときに上がってくる宮司さんにバッタリ。お互い「あらあらどうしてここに」と。
私が佐渡から上京して住みだしたころから会社を息子に譲るまでの長い間、先代の宮司さんにいろいろとお世話になった。こんなところでの偶然の出会いも何か不思議なものを感ずる。
芝大神宮本殿の左手にある五拾貫の力石。
浄土宗大本山増上寺中門。
増上寺本殿。
本殿では、古式豊かな装束で「春庭花」と言う舞いを披露していた。本殿に向かって左手には、十数名のお坊さんが祝詞をあげていた。
増上寺の鐘楼堂と鐘。
増上寺の隣の東照宮をお参りし、隣りの広場で三々五々に分かれて遅い昼食 となった。
昼食後、庭に集合。
田町方面に向かって、歩き出す。
途中にある「江戸開城 会見の地」の碑を観る。
しばらく歩きだし、今日の懇親会の場となる日本海庄や田町店の近くで再集合、今日の予定コースはこれで終了。幹事が解散を告げた。
懇親会に出席する人は、道路を挟んだ目の前の日本海庄や田町店に向かう。
午後3時、予定の懇親会が始まった。
会場は、やや狭かったため移動して雑談するなどはできなかったが、今日一日の疲れを癒やしてくれた。
ハイキング会施行12回目まで皆勤の人の表彰や自己紹介で、約2時間和やかな雰囲気。
午後5時と予定時刻になったので、今日の最年配者による一本締めで会は予定通り終了。
更にカラオケ店に向かう人、家路につく人などに分かれ散会した。