お寿司パーティー

月曜日はお昼から大あらし。
まっ黒な雲がもくもく。
風がびゅーびゅー。
「雨が降るぞ、雨が降るぞ。」ってお掃除おばさんと言ってるそばから、だーっと降ってきた。
洗濯物、早めに取り込んでおいてよかった。

そんな中、出張に出かける夫が帰宅。
準備をして出かけるころには、雨も上がりました。
よかったね～、飛行機も予定通りに飛びそうです。

夫を空港に送ってから、セントロに向かって走りました。
いやいや、セントロ方面、すごかったのね～。
大きな木が倒れているし、看板が吹き飛んでいるし。

保険会社ＵＮＩＭＥＤで用事をしていると、娘から電話。
「ママ～、予備校、屋根が飛んじゃって、電線がショートして、授業がないんだって～。迎えに来てくれる？」
学校の歴史の補修を終えた後、仲良し５人で連れだって、バスで予備校に行った娘たち。
いつもは５人で歩いて行くのだそうですが、さすがにこの日は雨がひどかったそうで。
ＵＮＩＭＥＤからまっすぐに娘の予備校までお迎えに。
車で１０分ほどの距離ですが、街の中も、道路がごみや倒れた木ですごいすごい！

予定より早いお帰りなので、お母さんがお迎えに来られないパウロ君も一緒に連れて帰ることに。
いつもは車の中でご近所ガブリエルとお弁当を食べて帰る娘、「今日はパウロもいるし、お弁当は後で食べるよ。」
あらら、いいの？
今日は「巻き寿司」よ！

夫が夕方便でサンパウロなので、お弁当を持っていくかと思い、多めに作ったんです。
ですが、「連れがいるからいらない」と、あっさり。
なので、いっぱいあるのよ！

「おすし」と聞いたとたん、「すしマニア」のパウロ君、身を乗り出した。
「おすし、おすし！」
彼のところは家族そろってお寿司マニアなのです。
というわけで、娘の分のお寿司も後部座席の男の子たちに渡して、車の中は寿司パーティー状態。
お寿司を食べるのは２回目だと言うガブリエル君、最初は恐る恐るでしたが、すぐに「おすし、さいこ～」。
車を降りるまで、ずっとお寿司の話題でした。
家に送って言ったら、まだ家の人がいなかったので、我が家で待つ間、お寿司作りを公開。
おうちの人のお土産も持たせました。
気にいってもらってよかったわ！

ちなみに、この日のお寿司、具は卵焼き、インゲンの細切り、干ぴょうとシイタケ（煮つけにしたもの）、紅ショウガの太巻きでした。
こういうものもブラジル人好きなのね～。
またお寿司パーティーやろうね～。