ＥＮＥＭ

今日もお昼ごろからゴロゴロゴロ、雷が鳴り始めました。
わんこたちはもちろんママの追っかけです。

さてさて、今日は娘の人生初の入試体験、ＥＮＥM（全国高校統一試験）の初日です。
いわば日本のセンター試験のようなもので、この点数を参考にして入学を許可する大学があります。
日本のセンター試験と異なるのは、州立大学であってもすべての大学がこの試験を義務化していないこと、また私立の大学でもこの試験の点数を参考にしている大学があることです。
ブラジルの大学は学部によって、受験方法が異なります。
大学独自の入学試験のみで入学者を決めるところ、大学独自の入学試験のほかにＥＮＥＭの点数により入学者を決める枠を持つところ、またその二つの方式のほかにさらに高校１年生から高校３年生まで毎年入学試験（ＰＳＣといいます）を受け続け、３年間の点数の合計で入学者を決めるところなどです。
娘は今年は高校１年生なので、ＥＮＥＭで大学への入学資格はとれませんが、模擬試験のつもりで受けるそうです。
娘の友達のパウロ君、ホザーニちゃんなどもみんな受験します。

試験はブラジリア時間の午後１時から。
このブラジリア時間って言うのが曲者、マナウスとブラジリア、時差があります。
特に今はブラジリアで夏時間に突入したため、時差が２時間。
我が家はリオデジャネイロに長く住んでいたので、この時差や夏時間、結構意識して生活しているのですが、マナウスの人のなかには気がつかない人もいるのでは？
人ごとながらちょっと心配になってしまいました。

というわけで、午前９時すぎ、家を出発。
試験会場は近いのですが、行きながら途中のスーパーでシリアルバーと黒ボールペンを買ったもので。
黒ボールペンは試験のため。
マークシートはすべて黒ボールペンです。
シリアルバーは、試験中おなかがすいた時のため。
日本人の私には信じられないけど、試験時間が休み時間なしで４時間半にわたるので、食べるのも許可されてるとか？
本当？

試験会場の開門は、ブラジリア時間ではお昼の１２時、マナウス時間では午前１０時です。
大体この辺？っていうぐらいしか下見をしておかなかったのですが、すんなり到着。
っていうか、通りを走っていたら、いじょうなひとだかりがあって、そこが試験会場だったんですけどね。
いやでもわかる。
マナウス市内で何か所あるんでしょうね、試験会場。
家の近くの大学も会場になっているみたいで、バスを降りた人たちが、わらわら歩いて行きました。

試験は今日が理科系科目、明日が社会系科目です。
この試験、昨年度はページの組み間違いのトラブル、一昨年は問題の流出騒ぎで試験がキャンセルになる騒ぎもありました。
毎年問題発生する試験です。
今年は何も起こらないといいね。

というわけで、現在娘試験中。
明日も試験は続きます！