ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

ナイショですが。。

2006-03-31 02:06:06 | 雑談
私,普段こういう類の記事は書かないのですが。。。
実は私は,偽メールで物議を醸したEudoraのユーザでございます。このEudoraのサポートメールが,今年の1月以降,ぱったりと来なくなってしまったんですね。現在のバージョンは6で,もうすぐ7を売り出すとその時通知が来ていたのですが,その話もそれっきりです。Eudora自体は好きで,クニリサーチがやっていた時代から使っていました。当時は無料だったんですけどね。livedoorに変わった途端,ちゃんとした版を利用するにはお金を払わざるを得なくなったんですよ。
まあ,いいんですけど,いろいろあって大変だとは思いますが,7へのバージョンアップはどうなったんでしょう?


One Flew over the Cuckoo's Nest (275-296)

2006-03-31 01:47:32 | BookClub
かつてChiefは,1度ESTを受けると2週間ぼーっと過ごしていた。しかし今度はその日の内に立ち直った。そしてそれが彼らの最後のESTだった。(ときっぱり) McMurphyはその後3回もESTを受けた。彼はMiss Ratchedにセクハラする位元気な振りをしていたが,呼び出しがかかると顔が蒼白になっていた。

Chiefは一足先に元の病棟へ戻る。皆の目が違っていた。彼らは黒人の腕をへし折った強い男としてChiefを迎えた。また彼らはいろいろ話を聞きたがった。Chiefはできるだけの事を話す。誰もついこの間まで,かれが耳と口が不自由だとされていた事など忘れたようだった。

Miss RatchedがMcMurphyの頭に凹みを付けている間,彼は病棟のヒーローになった。皆は彼を病院から逃がす事を計画する。マットレスに火を点けて,消防士が来た時に彼を逃がそうと考える。

McMurphyは,まるで試合に向かうボクサーのように帰ってきた。しかし実は彼がBillyの為にCandyとのデートを設定した日でもあった。McMurphyは,その日はBillyの童貞喪失と自分の逃亡を祝うパーティにしようと言う。

ミーティングの時間,Miss Ratchedは「もっと効き目のある方法」を考えていると言い出す。McMurphyが,4チャンネルのニュースの幻覚ばっかりで飽きたよ,と茶化すと「私達が考えているのは,ショックではなく手術です。過去敵意のある攻撃性を取り除くのに成功しましたからね。」と言う。「敵意だって?」とMcMurphy。「俺は子犬のようにフレンドリーだぜ。2週間近くも助手は蹴飛ばしてないぜ。」

McMurphyはBillyの為と言ってビタミン剤をもらう。彼は真っ赤になっているBillyの肩に手をかけ,Hardingにウィンク,Chiefには脇腹をつつく(give a goose)。Billyは大きな耳で出っ歯でそばかすの少年みたいな男だ。。。。しかし,よく見ると,本当は皆と同じに背が高く,大きな耳でも出っ歯でもそばかすでもないのだ。実は彼は30代半ばなのだ。彼の母親は下で受付をしていてBig Nurseの親友だ。母子は恥ずかしくなる位仲がいい。ある時彼は母親にお嫁さんが欲しいという話をしていた。母が,そんなチャンスはいくらでもあるわよ,と言うと彼は「ぼぼぼくは,もうさささ31なんだよ!」と言っていた。

Candyを忍び込ませる打ち合わせをした時,「閉じこもり部屋」を用意する事を計画。Turtleさんじゃなくて(笑)Turkleさんは「彼女はボトル以外にも共有できる物を持ってるねぇ」と言う。(汗)McMurphyはBillyに耳打ち。「彼女の貞操なら大丈夫だ。Billyが終る頃には奴は飲み過ぎでぐっすり寝ていて,にんじんを洗い桶に入れる事だってできないさ!」

真夜中。Candyはまた遅れる。Turkleさんは「暗くてわかんねぇんでないの?」と言い,McMurphyはなるほどと思って,明りをつけまくる。そしてようやく,彼女が来るのが見えた。

「さ~,この色男を彼女と一緒にするぞ!」Billyは「待って,McまままままままMurphy!」 Candyは友達のSandyを連れてきた。Sandyはもう離婚したのだそうだ。2人の女の子は興味津々な様子。CandyはBillyにプレゼントと言ってワインを差し出す。

その時Turkleさんが,管理人さんが来ると言う。皆慌ててトイレに隠れる。管理人はTurkleさんを捜している。皆Turkleさんは何故返事をしないんだと思っていたら,彼は実は皆に混じってそこにいた。McMurphyに言われてようやく彼は出て行く。

しかし管理人は何故そこら中電気が点いていて,掃除しているはずのトイレが暗いのかと訊いている。彼は彼女の質問にうまく答えられない。誰か助けてやる必要があるな,とつぶやくMcMurphy。するとやおらトイレを流す音がして,Hardingが出て行く。Hardingは自分はスムーズに用を足す為に電気を消す必要があるんだと説明する。

管理人が行ってしまうと,皆はワインを配り始めた。Sefeltは何かウォッカを割る物はないかと言う。

Fredricsonが風邪のシロップがいい味だったと言うが,Turkleさんは管理人しか薬部屋の鍵を持ってないと言う,するとMcMurphyがピッキングをしようかと言う。彼らが鍵を開けている間,皆はナースステーションに入り込み,記録をチェック。Scanlonは,自分が1年生の時の記録まであると愕然。(笑) Billyと彼女も記録をチェックしたが「あなた病気の記録全然ないじゃない?」 もう1人の女の子は「ナース達は何こんなに熱いお湯が必要なのかしら?」HardingはBig Nurseの机で首を振り続ける。

McMurphyとTurkleさんは,薬部屋を開けるのに成功。そこから人口調味料やらクエン酸やら,睡眠性の薬やらを取り出す。そして皆で子供の飲み物のような味のシロップを酒に混ぜて飲む。

(は~~,これが命取りとなりましたねっ(汗) 映画では何故皆寝込んだのかいまいちわからなかったけど,こういう事だったのね)

酒が入って舌がよく回る。Matterson大佐が車椅子で「まくらは‥‥馬だ!」とわめきながら出てくる。Sefeltは女の子をトイレに案内。男しかいないから,と,トイレの入り口で誰かが覗かないようガードする。

Matterson大佐がトイレに乱入しようとする。Sefeltと彼女は2人で彼を病室に戻すと,ホールでワルツを踊り出す。McMurphyとTurkleさんが残りの電気を消して戻ってくると,Sefeltはすっかりいい気分。(^^;)(^^;)(^^;)(^^;) Sandyは「こんな経験した事ないわ」
HardingはSefeltに薬をばら撒く。Chiefは,明日の朝にはMiss Ratchedに処刑されるんでないかと思う。(ああ,この頃ChiefはBig NurseでなくMiss Ratchedと言っています。)Sandyは「こんな経験した事ないわ」を連発。

BillyとCandyは「閉じこもり部屋」に引きこもる。一方皆はそろそろ片付けをしなくてはならないと思い始める。Chiefは軍隊以来始めて「酔っ払った」McMurphyとSandyを追いかけて両手を肩に掛け,快活に話をしている自分に驚く。

McMurphyは,ふと,HardingとChiefに,一緒に逃げないか,と言う。しかしHardingは,いつか妻に迎えにきてもらい,ちゃんとそうして出て行きたいと言う。

Chiefは彼の申し出を受け入れる。

McMurphyは,BillyやSefeltやFredricksonはどうだ?と訊く。Hardingは,彼らはまだそれぞれ問題を持っている,まだ病が残っている。しかし,彼らは病気の「男」で,もはやウサギではない,と答える。Hardingは,世間の非難の目が自分を狂わせると言う。でもMcMurphyは自分の考えが正しいと教えてくれたとも言う。
There's something else that drives people, strong people like you, my friend, down that road.
McMurpyは,「something else」って何だと訊く。Hardingは「我々だ」と答える。

ただ今5時,見回りが来るまであと2時間。McMurphyは6時頃に出発すると言う。HardingはMcMurphyと握手を交わす。出発までの1時間を皆一休みする事に。ChiefはMcMurphyとSandyが一緒にベッドに入るのを音で聞いた。黒人達が彼らを見つけたのは6時半の事だった。


Run!Run!Run!