さすがに世界遺産です。
規模も美しさも今まで見てきた城の中で最高、別格です。
私の拙い写真でうまく伝わるでしょうか。
菱の門
櫓門と呼ばれる城内で最も大きな門です。いろいろな城を訪問しましたがこのような立派なものは見たことがありません。
扇の勾配
弧を描く高石垣は美しさとともにこの城の堅牢さを物語っています。
天守閣から望む姫路の街並み
平山城であるので、遠くまで見渡すことができます。
天守群
にの門付近に「このあたりから見た天守群がもっとも美しく見えます」と表示がありました。いかがでしょうか。
敵の侵入を防ぐため、通路は曲がりくねった枡形になったいるのに加え、高低差がもうけられています。城の規模も大きいので時間には十分余裕をもって見学されることをお勧めします。
化粧櫓
徳川家康の孫の千姫は、姫路城に嫁ぐ際、化粧料として十万石を持参して来ました。当時幕府は城の改築を禁止していたのですが、、将軍の孫娘とあって特例として千姫の化粧櫓が建てられたそうです。
西の丸
長い廊下と侍女たちが控える個室が続くきます。
西の防壁として重要な役割を果たしていまし、石垣を登ってくる敵兵めがけて熱湯や石を落とす石落としなどの備えも万端です。
西の丸より望む天守閣
私がもっとも美しく見えるとおもったのは、このアングルです。
いかがでしょうか。
桜
姫路城には多くの桜があります。まだ五分咲きですが、多くの人たちが城の前の広場で花見をされていました。
かつては姫路城だけが特別ではなかったとおもいます。
しかし、文化財の意識がうすい時代に取り壊されたり、戦災によっておおくの名城が失われました。
維持するにもおおくの財力と労力を必要とします。
それらの課題を乗り越えて今日までその偉容を保つ姫路城はまさに世界的な人類の遺産だと思います。