FSOC西日本ミーティングの翌日、メンバーの方々と岡山県総社市にある鬼ノ城へ行ってきました。
岡山道岡山総社ICから3kmほど北西へ行ったところに砂川公園があります。
さらに3kmほど進むと鬼ノ城駐車場になるのですが、この道が急勾配の上、狭いです。自動車だとすれ違う場所が限られるので充分注意していかなければなりません。
ただし駐車場は充分な広さでした。
駐車場の奥に見える建物は、鬼城山ビジターセンターです。
ここは、資料館と休憩所からなる施設です。
登城前の予習と登城後の休憩に利用されるといいと思います。
ただし、飲み物の販売はここを含めて城内にはありませんので、あらかじめ用意して用意しておかなければなりません。
鬼ノ城は、正規の歴史書に登場しないので誰が何のために建てたか謎が多い城です。
一説には、朝鮮半島からの渡来人が居城を構え、しばしば西国から都へ送る物資を奪ったり、婦女子を掠奪したので、人々は恐れおののいて鬼ノ城と呼んだと伝えられています。
しばらくは山登りとなりますが、登り口にはこのように杖が用意されております。
鬼ノ城は、すり鉢を伏せたような形の山で、この山の八合目から九合目にかけて、城壁が2.8kmにわたって鉢巻状に巡っています。
平成8年の発掘調査で発見された遺跡を元に復元された西門です。
めずらしい、古代の朝鮮式山城です。
城壁は、列石の上に、土を少しづつ入れてつき固めた版築土塁で平均幅約7m、推定高は約6mもあるそうです。
城内の中央部にある礎石群です。
食品貯蔵庫の跡と推定されています。
城内を一周するには90分ほどかかるので、それなりの装備と気力が必要です。
鬼城山ビジターセンター
総社市黒尾1101-2
休館日;月曜日と年末年始(12月29日から翌年1月3日まで)
開館時間;8:30~17:15