9,879円で買ったドスパラタブレット
性能も品質もイマイチだけど、価格を考えれば納得・・・むしろがんばっているかなあ。
ただ、Google Playに対応していないのは不便きわまりないです。
TapnowマーケットやAmazonマーケットは使えるのですが、Google Playの代わりにはまったくもって役不足です。
また、スマホやPCでダウンロードしたアプリをコピーして使おうと思ったのですが、Google側で機種を認識してるようでほとんど使えない有様でした。
ところで、ドスパラタブレット、どうやら中身は Ainol NOVO 7 Crystal という中華タブレットのようです。
で、こちらはGoogle Playが使えます。
ということは、ドスパラタブレットが対応していないのは技術的問題ではなく、大人の事情があるようです。
中華タブレットは特徴として容易にrootを取得できることがあげられます。
rootとはUnixやLinuxというOSで、最高権限を保有したユーザのことを指します。
ちなみに、AndroidはLinuxをベースにしています。
だからroot権限を取得するということは、「なんでもできるようにしてしまう」ことなんです。
もちろん、一歩間違えればまったく機能しなくなり、文鎮になってしまうので多くのメーカーではいじれないようになっているはずです。
で、ドスパラタブレットはというと、
何と最初からrootが取れている!
ドスパラはPCパーツやカスタムマシンの販売を生業としているメーカーです。
したがって、ここで購入する人はパソコンにそこそこ知識がある人が多いはずです。
となると、これは「どうぞいじってね」という確信犯?
そんじゃ、遠慮なくいじらせてもらいましょうか。
なお、root権限の取得で動作しなくなった場合、メーカーのサポート対象から外される可能性があります。
よい子のみなさんはまねしないようにしましょう。
そこで行ったのがオープンソースのシステムである「CyanogenMod 10.1」への書き換えです。
実のところ、下記のサイトを参考に見よう見まねでやってみたのですけどね。
ドスパラタブレットにCyanogenMod 10.1をインストしてみた。
さらに、世の中には親切な方が見まして、一連の作業をYouTubeで公開してくれています。
[HD] ドスパラタブレット(A07I-D15A) 開封からカスタムROMまで
おかげで無事に改造手術が完了しました。
結果、Google Playは問題なく使えるようになりました。
ラインも、Google マップも使えますし、ラジコも聞けます。YouTubeも見えます。
う~ん、快適快適、なぜか音声検索は反応しないけど、きっと設定をいじれば何とかなるのじゃないかと思っています。
Androidも最新バージョンです。
「あれれ?タブレットがNexus7になっているよ。なんでかなぁ?」
とコナン君のようにすっとぼけてみたりしてみます。