函館空港からレンタカーで88km、約2時間、日本海側の上ノ国町へやってきました。
山の中の国道は信号交差点も驚くほど少なく流れもかなり速いです。
もっとも、ところどころで取り締まりも行われており飛ばしすぎには注意しましょう。
上ノ国町総合福祉センター ジョイじょぐら
所在地:北海道檜山郡上ノ国町字大留100番地
続日本100名城のスタンプは、勝山館跡ガイダンス施設に設置してありますが、休館日や閉館期間はこちらで押すことができます。
受付で尋ねると、奥からうやうやしくスタンプをだしてくれました。
勝山館は、後の松前氏の祖である武田信廣が15世紀後半に築いた山城で、16世紀末頃まで武田・蠣崎氏の日本海側での政治・軍事・交易の一大拠点でした。
なお、このあたりは倭人とアイヌの居住地の境界にあたり、混住していたと考えられています。
虎口の前にはいくつかの堀が設けられています。
虎口
勝山館は夷王山の中腹、南から北へと伸びる斜面を利用して長さ270メートル、幅100メートルで総面積20.9万平方メートルの規模を有しています。
周囲は策と
堀に囲まれていました。
中央に伸びる道路には楼門が設置されていたようです。
現地案内板より
そして左右の段々の土地にいろいろな建物が建てられていたようです。
城代住居の跡
客殿の跡
庭の跡
鍛冶工房の跡
井戸の跡
馬屋の跡
クラの跡
館神である八幡宮跡
搦手門
搦手門の外の堀
搦手門を抜けてところを少し下ると
土葬墓群や
ゴミ捨て場所がありました。
さらに登ったところにも墳墓がたくさんあります。
仏教形式で埋葬されたものやアイヌ流儀で葬られたものが混在しているようです。
ガイダンス施設に着きました。
このガイダンス施設、評判が良いみたいですが、休館日である月曜日に行ったので見学することはできませんでした。
ガイダンス施設の前には駐車場があります。
一度、下まで降りていって、虎口から登りながら見学するのがよいかと思います。
見学時間約30分