函館駅前のビジネスホテルを朝7時出発、レンタカーで20分ほど、志苔館へ向かいました。
志苔館には駐車場がありませんが、
北へ数百m行ったところにある志海苔ふれあいひがし広場の駐車場を使うと良いかと思います。
ところが、私は間違えてパークゴルフ場の駐車場にとめちゃいました。
関係者の皆様ごめんなさい。
数百m遠回りになってしまいましたが、こんなのに出会ったり、
高台にある志苔館は常に見えるので苦にはなりませんでした。
住宅地の中にひっそり入り口があります。
志苔館は小林氏によって築かれたとされる館で、道南十二館の中でもっとも東端にあります。
1456(康正2)年にアイヌの蜂起があり攻め落とされました。
その後、再び小林氏が館に居住していましたが、1512(永正9)年に再度蜂起したアイヌの攻撃で陥落し、館主の小林彌太郎良定が討死したといわれています。
以降は小林氏が松前藩に従属したために廃館となりました。
城祉碑
和人と阿伊努(あいぬ)の慰霊碑
二つの碑はお互いがお互いを認め合うように、仲良く並んで立っています。
施設入り口にトイレと東屋があります。
この東屋に続日本100名城のスタンプが置いてあります。
入口の土塁
さらに二重の堀の向こうにまた土塁
門跡
手前に斜めの柵跡、その向こうに掘立柱建物の跡が見られます。
南側の土塁の上に立ってみました。
函館山が見えます。
さらに津軽半島や
下北半島も見えます。
逆に土塁上から館内を見た様子です。
土塁の切れ目
搦手でしょうか。
掘立柱建物の跡
井戸の跡
建物跡
石碑
北側の土塁の上に立つと函館空港が間近に見えます。
感心したのは、雑草が伸びやすい季節にもかかわらず、綺麗に整備されていた大変わかりやすかったことです。
この日も、業者の方が訪れて作業を始めるところでした。
お疲れ様です。
見学時間20分