宿泊したホテルは朝食無料です。
しかも、トースト+飲み物程度なんてものではなく、いろいろ選べます。
昨日同様、がっつりいただきました。
大手門跡から入りたかったのですが、東日本大震災で石垣が崩れ、その修復工事のため通行止めになっていました。
少し離れたところに、青葉城本丸会館・宮城縣護國神社駐車場の入り口(8:00~18:00 バイク100円/日,自動車400円/日)があり、そちらから入ります。
駐車場は本丸の中です。
ここでの、習わしなんでしょうか?
宮城縣護國神社
いろいろあるでしょうが、私の祖父もここの神様の一柱ですので参拝しました。
英霊顕彰館
開館時間: 9:00~17:00(4月~9月),9:00~16:00(10月~3月)
入館料: 大人300円,高校生までは無料
本丸の半分は神社、残り半分は広場になっています。
「順路」にしたがって、広場に移動すると。
不思議な塔が目につきました。
戦死者を慰霊する昭魂碑だったのですが、
東日本大震災の際に破損し、痛々しい姿になっておりました。
伊達政宗像
全国にいろいろな武将の像がありますが、その中でも特に凜々しく立派に見えます。
政宗は関ヶ原の戦いの後、徳川家康の許しを得て築城するとともに、この地を仙台と名付け城下町を整備しました。
「荒城の月」の歌碑
土井晩翠はここ仙台城および会津若松の鶴ヶ城をモチーフにして作詞したと言われ、鶴ヶ城にも歌碑がありました。
懸造跡(かけづくりあと)
このあたりに崖の上に足場を組んだ(清水寺のような)構造の建物がありました。
正宗は自分がつくった仙台の街を見渡していたことでしょう。
築城時の石垣のモデルが展示されていました。
埋もれたいたものを発掘し復元したそうです。
そのとなりには、現存する北面石垣のモデルがありました。
17世紀後半、四代藩主の頃のものです。
仙台城見聞館
開館時間: 9:00~17:00
入場料: 無料
こちらの管理人室で百名城のスタンプを押すことができます。
なお、青葉城本丸会館内にも青葉城展示資料館があります。
こちらは、
開館時間: 9:00~17:00(受付終了16:30) 4/1~11/3
9:00~16:00(受付終了15:30) 11/4~3/31
入場料は大人700円(中高生500円,小学生300円)ですが、ホームページに割引券があるのであらかじめプリントしておくとよいでしょう。
仙台城は全体像がつかみにくいです。
天守閣(家康に遠慮してつくられなかった)や櫓は残っていませんし、駐車場が本丸の中にあるので、
「なあんだ、伊達政宗増しかないがや~」
となりがちです。
恥ずかしながら、私も過去二回来ていますがそう思っておりました。
実際は遙かに大きく、堅牢な城です。
資料館で全体像をつかんでから見学されることをお薦めします。
詰ノ門の跡
かつて、この門の両側には三重の脇櫓がありましたが、1646(正保3)年の地震で倒壊してしまいました。
そしてまた、東日本大震災で崩れ、修復していました。
見事な高石垣です。
本丸広場に突き出た部分
平成16年に修復完了していたので、震災でも崩れませんでした。
正宗が築いた仙台城は堅固な山城でしたが、太平な世となると逆に不便となり、二代藩主伊達忠宗は麓に二の丸・三の丸造営しました。
これ以降、仙台城は平山城となりました。
二の丸・三の丸を見ようと徒歩で移動しましたが、急坂です。
加えて、この日の仙台は最高気温35℃を超える猛暑日でしたし、ベルトを忘れたためズボンが下がり腰パン状態でした。
フェリーの中ではゴムの入ったイージーパンツをはいていたので困りませんでしたが・・・
ウエストベルトポーチを使って締めてみたのですが、上手くいかず歩きにくいったらありゃしない。
そんなこんなで大手門まではあと0.4kmですが撤収することにしました。
本丸と二の丸の中間地点にあった沢門跡
ウエストポーチがあれば・・・汗
ウエストベルトではなくウエストポーチでした。訂正しておきます。
でも、ウエストポーチではやっぱりずり下がってしまうのです。
ほんの少しだけどやせましたよ。
護国神社も行った事がありません。
今度帰省する時は立寄ってみたいと思います。
仙台市のPRの仕方が下手だと思います。本丸内にあった土産物店は頑張っていたのですが、官民協力してこの城のすばらしさを伝えてられると良いのですが。