鬼ヶ城は、矢部暉種(やべあきたね)によって1200(正治2)年、播磨・但馬両国に通じる街道の結節点に築城されました。
戦国期は尼子・毛利・織田などの有力大名がこの地を巡って、激しい攻防を繰り広げ、羽柴秀吉による因幡平定後は木下氏、山崎氏と城主が代わりました。
若桜町観光案内所
所在地:鳥取県八頭郡若桜町若桜356-1
営業時間: 9:30~17:15
こちらで、続日本100名城スタンプを押し、パンフレットをもらい、行き方も教えてもらいました。
なお、クルマは若桜駅にとめました。
若桜鬼ヶ城は標高452mの鶴尾山山頂部から尾根部分に曲輪群を設けています。
徒歩だと登山口から約45分で山頂に着きます。
一方、クルマでは若桜駅から15分ほどで山頂馬場駐車場まで行くことができます。
暑さに負けてクルマの方を選択してしまいました。
小学校の先生に「二つ道があるときは、あえて厳しい方を選びなさい。」と言われたのに・・・。
なお、徒歩で上がった場合のみ見られる遺構もあるようです。
駅から山に向かうと、ほどなく舗装された林道に入ります。
細い道ですが、退避スペースもあちらこちらにあり、勾配も緩やかなので、注意して運転すれば大丈夫です。
舗装路末端にある駐車場
ここから砂利道になりますが150m先まで車で行けます。
馬場の跡が駐車場になっています。
いざ登城
その前に熊鈴を用意
動物よけの電気柵
観光案内所の方によると、電気は流れておらず、扉は開けっ放しでよいとのことです。
3分で石垣が見えてきました。
柵の向こうは谷になっていますから安全面でも寄与しています。
ただ、触れそうで怖い(電気が流れていないのですが・・・)。
晴れのち曇りところにより雷雨という予報でしたが、なんとか・・・
二の丸
ここの東屋にも続日本100名城のスタンプが置かれています。
一段上がって本丸へ
本丸虎口
本丸
駐車場から10分で到着
天守台
本丸からの眺め
左は但馬、右は播磨に通じる街道です。
二の丸虎口
三の丸
所要時間:35分(山頂馬場跡駐車場からの見学時間)
山上から見ると確かに交通の要衝だったんだなぁ~と♪
ようやく若桜鬼ヶ城へ訪れることができました。
山陰の続日本100名城(浜田城・米子城・若桜鬼ヶ城)はいずれも本丸からの眺めが風光明媚です。