昨日、明眼院へ参拝したついでに萱津神社にも行ってきました。
この神社の御祭神は、鹿屋野比売神(かやぬひめのかみ)で「漬物の祖神」といわれています。
つまり、我が国唯一の漬け物の神様を祀っている神社なのです。
こちらが、漬け物の神様でおわせられます。
神社の奥には「香の物殿」という建物があります。
この中には実際に漬け物がつけられており、できあがった際には熱田神宮に奉納されるそうです。
香の物殿前の『漬物石』を3度撫でると、諸病平癒、厄除け、漬け物上手になるといわれています。
ちなみに、漬け物を『香の物』と呼ぶのは、日本武尊が東征の途中に萱津神社に立ち寄られた際、村人が供物で作った漬け物を献上し、霊験あらたかな漬け物の話しをしたところ、日本武尊が「藪に神物(やぶにこうのもの)」といわれたことに由来するといわれているそうです。
また、連理の榊(れんりのさかき)と呼ばれるものがあります。
これは、雌雄2本の榊が地上2メートルのところで連理となった榊の木で、萱津神社の御神木になっています。
現在は枯れて、祠の中にお祀りされています。
よって、この神社は縁結びの神様でもあり、こんな絵馬や
結婚式場もあります。
源平以降の話が多いです、神社縁起いろいろ見ると面白いですよね、何べん見ても覚えられませんが。
漬物の神様がココにいらっしゃったとは・・・。
日本神道、ヒミコ、ヤマトタケル、アマテラス・・・かなりロマンチックなこの時代も面白いですねえ。
このあたりはかつて海岸線だったところで、あまり古い時代の史跡はないと思っていましたが、探せばあるものですね。
萱津神社の住所を載せ忘れたので、ここに掻かせていただきます。
愛知県海部郡甚目寺町上萱津字車屋19
「漬けもんは名古屋で発明したんだがや~」と自慢する人はいないと思います。この神社も知る人は知る程度、ひっそりたたずまっています。近くの主要道に「萱津神社→」の看板があり、存在は前から知っていたのですが、いつでも行けるところに限って、ちっとも行かないです。
漬物は、平安時代に貴族の間で香りをあてる遊びが流行り、鈍った嗅覚を戻すために食べた漬物を「香の物」と呼び、新しい漬物を「お新香」と言うようになったと、関西ローカルTVで聞きかじっていました・・・
ヤマトタケルの「神の物」が無ければ、“こうの遊び”には違う香りの物になってたんでしょうね。(履きふるした足袋とか(^-^;))
香といったら香木を焚いて行うかと思ったら、漬け物でも行っていたのですね。闇鍋ならぬ闇香道で足袋やフナ寿司をかがされたりはしなかったのでしょうか。
漬け物は自然発生的にあちこちで、つくられはじめたとおもっていましたが、どうなんでしょうか?
いや、貴族の間で流行ったのは、香木を焚いた香りを当てる遊びでして、決して“何の漬物の臭い”かを当てる遊びではありません。(汗;)
漬物はあくまでも嗅覚をリセットするための物だったようです。(^-^;)
紛らわしい文章で申し訳ありません・・「しょうゆう事」です(笑)
へへっ。
文章を良く読んでいませんでした。香りでキュウリの漬け物とナスの漬け物をかぎ分けるのは私には不可能です。
むにゃあさんこんにちは
言うだけでなく、実施してこの雅な遊びを大阪の社交界に広めてください。