要はブルーレイレコーダーを買ったということなのですが、いろいろ考えることがありました。
【デジアナ】
我が家はケーブルテレビで視聴しているため、今もアナログ放送を見ることができます。
デジアナとは、デジタル放送をアナログ変換することによって今までの機器が使える、平成27年3月末までの暫定措置です。
もっとも、我が家もここ数年で壊れたテレビは地デジ対応のものに買い換えたので、恩恵にあずかるのは普段使っていないテレビ1台と古いDVDレコーダーだけでした。
このデジアナ放送でレコーダーを使うには次の制限があります。
1)画面の上下(または上下左右)に黒い帯がつきます。
2)Gガイド・電子番組表(EPG)は使えません。
3)録画はコピーワンス(1回だけ録画可能)扱いとなります。
4)DVDへのコピーはCPRM対応のメディアに限られます。
5)デジタル録画機器へダビングできません。
6)パソコンでは録画できない場合があります。
7)データ放送や5.1チャンネルサラウンド放送は対応していません。
8)2カ国デュアルステレオ放送は第一音声のみとなります。
ここで、問題になるのは、4)です。
私が使っているDVDレコーダーは古いので、機械自体がCPRM対応ではないのです。
というか、CPRMはハイビジョン用に開発されたものだから、アナログ用のレコーダーは皆、未対応だと思います。
さらに、2)に困りました。
Gガイド・電子番組表(EPG)が使えないのは残念ですが我慢することにしました。
が、デジアナになってからプレーヤーの時計が狂うのです。
おそらく、電子番組表(EPG)で時計あわせをしているようで、デジアナではこれができないようです。
【壊れていたDVD】
今まで使っていたDVDレコーダーは、古い型でブルーレイはもちろんCPRMにも対応していません。
それどころか、最近はDVDにコピーする際にエラーを多発するようになりました。
DVDメディアもメーカーによっては受け付けません。
まあ事実上壊れていると言うことでしょうが、
気に入らないのは自社メーカーであるS○NY製は全く受け付け入れないことです。
ビクター製は対応できるのに。
これはどういったことでしょうか。
以前にも、このメーカーで同様の経験がありました。
メーカーの見解を聞いて文句の一つも行ってやりたいところですが、私も年取って丸くなったのでそんなことはしません。
でも、二度とS○NYの製品は買いません。
すでに壊れていたにもかかわらず、いままで買い換えを控えていた理由は、適正価格にあります。
【適正価格】
ものには、適正価格があります。
1つ1000円のメロンはあっても、1つ1000円のみかんはありえないのです。
私たちナウいヤング(といわれた世代)にとって、テレビやビデオは家電量販店に山積みされて、3万円代というのが適正価格だったのです。
給料の何か月分もつぎ込んで、力道山を見た世代とは違いますから、テレビやレコーダーに10万もつぎ込むことはあり得ないのです。
【機種選定】
一般的に新ジャンルの製品は、新製品が出るたびに高性能・多機能となり価格は下がります。
しかし、技術が安定すると機能も価格も安定し、メーカー間・機種間の差がなくなってくるようなきがします。
BDレコーダーもそろそろ安定期にはいったようで、メーカー・機種のこだわりは特ありません。
一般的にはHDDは大きい良いようにいわれていますが、よく考えてみてください。
320GB(今の売れ筋ラインアップの中では最低)でも、標準画質で40時間録画できるのです。
これは1日8時間視聴しても5日間かかる計算になります。
Wチューナー搭載は便利ですが、3万円台では無理でしょうからあきらめることにしました。
だらだらと長文になってすみません(後編に続く)