デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



二日目、MRTは一日券を買ったが、行天宮(シンティエンゴン)に行く前やら、レストラン鼎泰豐(ディンタイフォン)に行くときやら、乗る列車や方角を間違えまくったので、結果的にいい選択だったといえよう。
行天宮へはMRTを途中下車したりして、町の人に尋ねたりしながら、結局中山國中駅から民生東路第三段(通りの名前)を西に歩くというルートで向った。
行天宮までに立派な公園があった。生えている木から整備のされ方からして、南国のリゾート地かいな?と一瞬見まがうような公園だった。


太極拳指南:教えているのは青年

驚いたのは公園の中に発電機を持ち込んでのカラオケ。日本でも田舎の地域や府によって屋外カラオケを見ることができるが、市民公園で堂々とやっているとは。歌ってる人は各々の美声を披露していた。


歌の上手なかたばかり

あとよく目にしたのが、社交ダンスの練習の光景。練習しているのは中年の人が多く、よく見ていると自分たちだけで練習しているグループと先生みたいな人が場を取り仕切っているグループがあった。これはまず日本では見かけないだろうと思う。


屋外社交ダンスサークル??

バスに乗って行天宮に行かないでよかったぁとつくづく思った。バスだったら何も気づかずに通り過ぎていたことだろう。

公園から行天宮までは歩いてそんなにかからなかった。この寺も台湾では信仰篤い人々がたくさんお参りに来るところである。ここは三国時代に活躍した劉備玄徳の部下である関羽を祀っていて、武神としても商売の神としても拝まれている。


宮殿のようなつくり

ここでは二本の線香をもらってお参りをするのだが、例のごとく現地の人のやり方を真似ていると、線香の灰が手の甲に落ちてきて「アチッ」と思いながら表情を変えないようにしてお参りした。





ここでも若い人が多かった

真剣に拝んでいる人々に対しシャッターを切るのは正直抵抗が無かったわけではない。しかしやっぱり貴重な瞬間だと思った。


関羽はすごい形相で人々を睨んでいた



住職の講和

ちょうど坊さんのありがたい話が始まったのだが、何言われているか分からないのでそそくさと寺をあとにしようとした。
灰を落とすため手を洗おうと水道の蛇口をひねったら、寺の人から「お供え物を洗う水と手を洗う水は違うよ」とにこやかに注意された。

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