デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



9/30(土)の昼間、ヘルムート・ドイチュというオルガン奏者のコンサートを聴きに行った。
これまで自宅から自転車で15分ぐらいのところに日本最大級のパイプオルガンがあることすら知らなかったが、この演奏会はなかなかのものでした。
聴いていて目に付いたのは、オルガンって腕だけでなく足もジタバタさせながら弾くということ。一生懸命弾いているドイチュ氏を後ろから見ていると、ダンスを踊っているみたいに見えたりする。


一曲弾き終わるたびに一礼するドイチュ氏

この日一番の演奏は、きっとF・リストの交響詩第3番「レ・プレリュード」だと思う。この曲はドイチュ氏によって編曲されたものが演奏されたのだが、音の強弱と旋律の緩急がものの見事にはまり込んでいた。
休憩のとき、「レ・プレリュード」が収録されたCDを買おうと思ったが売り切れていた。


最後の曲「日本歌曲による即興演奏:川の流れのように」


演奏終了後、サイン会があるとのことで列ができていた。張り紙をよく見てなかったので何とも言い難いが、どうやらCDを買った人を対象らしかった。私はCDを買えなかったが駄目もとで並んだ。


ドイチュ氏、サインくれた

ドイチュ氏は近くで見るとガタイの大きい普通の人だった。サインをもらい英語で「I have enjoyed」と伝え握手して「Danke Schoen」と言い添えた。

その時のドイチュ氏、「Ha ha ha ha ha ha」

と笑った。私の「ダンケシェーン」はドイチュ氏のツボにはまったらしい。会場を後にしながらドイチュ氏の笑い声が耳に残った。ひょっとして私には演奏以上にこの瞬間のことが頭に残り続けるかもしれない。

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