デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



マルケルスの立像(ルーヴル美術館)

アウグストゥスの甥にあたる人物がマルケルスである。アウグストゥスが自身の後継者と目していたのがマルケルスだが、彼は早世した。この立像は彼の死後、彼の死を悼みまた名誉を与える目的でもつくれらた。

外国の美術館に入ると美術作品を鑑賞することよりも、その美術館で自分の恣意的な「おもしろい写真」を撮りたい欲求の方が強くなる時がある。
アウグストゥスは76年生きたが、紀元前生まれの人間としてはそれこそ驚異的な長寿である。その分、彼は家族や戦友たちの死をたくさん目にした。
柱の陰に佇む年配の方もガイドブックに目を通した後、そのあたりのことに少し思いを馳せられたかもしれない。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )