デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



饕餮文三犠尊(とうてつもんさんぎそん)

世界史の教科書やそれに不随するような資料集に載っていそうなものが東京国立博物館にはたくさんあった。
饕餮文三犠尊は古代中国の殷の時代のものだという。饕餮とは目を見開いた獣の顔のような図像と解説にあった。改めて初めて知る言葉って無数にあるのだと思った。ちなみに尊は儀式に用いる酒や水を入れる容器の意味だそうだ。
秦の時代は殷よりも700年くらいあとだが、殷の時代の青銅器でこれほどまでの装飾が施されているのなら、のちの時代に兵馬俑の精巧さが実現するのも分かる気がする。







まさか古代の弩機まで展示されているとは思わなかった。春秋戦国時代、矢を飛ばす距離や威力の違いは戦力の差を生むものだったといっても過言ではないだろう。弩は狩りにも使われているほど強力な武器だが、これを戦いで有効に使ったのが秦だった。博物館に展示されているのは漢の時代の弩機である。

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