瞻星台から月城の方へ。
新羅か高麗時代の建物跡っぽい。
韓服の女性たち。慶州は晴れ着や民族
衣装を着ての撮影ポイントが多そうだ。
鶏林(ケリム)
新羅は、その前の名前を斯盧国(サログク)と言ったが、斯盧国は朴赫居世(パクヒョクコセ)を君主として国がつくられた。王位は朴氏から昔氏、金氏へと受け継がれたと建国説話にあるが、王位を受け継いだ金氏の始祖に金閼智(キムアルジ)という人がいて、鶏林は金閼智誕生の場所である。
祠堂だ
金閼智誕生の碑
1803年に建てられた
慶州金氏の始祖の誕生といってもその内容は伝説めいている。
斯盧国(新羅第4代)の王の脱解王(タレワン)の家臣の瓠公(ホゴン)が、この林の傍を通りがかったら、林の中で何かが輝いていて、近づくと木の枝に金色に輝く櫃(ひつ)が下がっていた。その下で鶏が鳴いていて、櫃を開けてみると男の子が現れた。それでその子の姓と名が金閼智とつけられたのだ、というのがその内容だ。
古今東西問わず、よく聞かれるような伝説だ。特に林の中で何かが輝いていたというパターンは(笑)。
瞻星台のにぎやかさとは対照的に
静かで落ち着いた雰囲気だった。