王宮跡から階段を上がるといかにもな
感じの昔の建物があって近づいてみた。
この時点でけっこう
じわっときてしまった。
朝霧がいい雰囲気を醸し出していて、この建物だけでもとても感動してしまった。
朝鮮王国時代の服を
着た人が、周囲を掃き
そうじしに出てきそう
現地では霧のせいで解説板を見つけられなかったので分からなかったのだが、のちに調べると부여객사(扶餘客舎)という建物で、朝鮮時代の扶余郡の庁舎だったようだ。建物自体は1869年に再建されたものだという。
郡政府の指導者の仕事場や住居であり、外国使節や使者の宿泊や、朝鮮王に敬意を表す式典を開催するのにも使用された。公式の使者や訪問者でも、位が高い人は本堂を使い、低い人は下位の翼の建物を使用していたという。