バスの時間が迫ってきていたが、バス停に向かいがてら、もう一個所、書院を訪ねることにした。
少し坂を上がった所にある。
けっこう目立って見えた。
心水亭の入口
心水亭
李彦迪の弟・李彦适(イ・オングァル)を偲んで1560年頃に建てられた亭。村が一望できる。
李彦迪については弊ブログでも何度か出てきている。心水亭も李彦迪と縁があるようだ。
解説には、
心水亭は朝鮮時代初期の学者、李彦适(1494-1553)を顕彰する館です。もともと1560年頃に建設されましたが、19世紀半ばに火災で焼失し、1917 年に再建されました。
李彦适は、朝鮮時代初期の文官で偉大な儒学者である李彦迪(1491-1553)の弟でした。李彦适は生涯を通して、いかなる公職にも就くことを拒否し、細心の注意を払って母親に仕えました。彼は「世の中のことなど気にせず、耳が聞こえないように生きなさい」という意味を込めて、自らのペンネームを「ノンジェ」と名付けた。
心水亭は良洞村にある10の亭の中で一番大きいです。慶州孫氏(月城孫氏)と驪州李氏(驪江李氏)が独自の書院を設立する前は、村の書院としても使用されていました。この亭の木床のホールに掲げられたプレートには「心水亭」と書かれており、「心が水のように穏やかになれる亭」という意味です。
とあった。
心水亭の板の間に上がることもできるようだったが、家族連れが先に訪れていて、写真を撮りあったり小さい孫と思わしき子供の声やお爺さんのワイワイ楽しげな声が響いていたので遠慮することにした。