「天気の子」(2019) ★★★★★
…年始に地上波で放送されていたので見たが、この作りこみのすごさには感心する。ただ、『君の名は。』のほうが好みだった。
「裏窓」(1954) ★★★★★
…内田樹著『映画の構造分析』を読んでからの再鑑賞。著者の見方は細かいなと思ったが、本の中にある最後の壁の意味が正直ピンとこない。映画はおもしろいが初見のときよりなんか色あせた感じだ。
「バルジ大作戦」(1966) ★★★★★
…事実上の主演のロバート・ショウのヘスラー大佐役は見事というほかない。「スティング」のロネガン役、「ジョーズ」の船長クイント役、同一人物とは思えず演じ分け方がすばらしい。
「北北西に進路をとれ」(1959) ★★★★★
…この作品も内田樹著『映画の構造分析』を読んでからの再鑑賞。おもしろい作品であることに変わりないし、本の内容もまま参考になったが、脚本家アーネスト・レーマンによる音声解説も聞いて超解釈せずに済んでよかった。
「
ニュー・シネマ・パラダイス(インターナショナル版)」(1988) ★★★★★
「ラ・ブーム」(1980) ★★★★★
…ソフィー・マルソーが13歳で主役デビューした作品。主題歌も聞いた事のある曲だった。映画の年代と舞台の雰囲気が時代の超えるとはいいきれないかもしれないが、初恋を描いた青春映画としてはよくできているし、私としては映画に懐古した。
「
大脱走」(1963) ★★★★★
「
ゴーストバスターズ」(1984) ★★★★★
「ラ・ラ・ランド」(2016) ★★★★★
…ストーリーは異なるものの、どこかミシェル・ファイファーが出ていた「恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ」を髣髴とさせる感じがして懐かしかった。星5つ付けているが、個人的には細かい点までキチンと鑑賞できていないという点で消化不良。なんかすごい作品だなとおぼろげに分かりはする。
「市民ケーン」(1941) ★★★★★
…再鑑賞。1941年以降の映画というものを知らずに見たい作品だということがようやく分かった。
「間違えられた男」(1956) ★★★★★
…ヒッチコック作品。冤罪って怖いなぁ、人の記憶や印象って人物の判別にとってアテにならなかったり思い込みや証言の誘導でなんとでも変わるのがゾッとした。
「見知らぬ乗客」(1951) ★★★★★
…これもヒッチコック作品。今年見たヒッチコック作品のなかで一番怖かった。
「ダイヤルMを廻せ!」(1954) ★★★★★
…この作品も内田樹、以下略。この作品を見る時期になると、本の内容に自分の感性を当てはめようとするのが馬鹿らしくなってきた。
「フィールド・オブ・ドリームス」(1989) ★★★★★
…再鑑賞。大谷選手の活躍のおかげもあってかまた見たくなった。私の頭のなかも野球脳であることを実感する映画であるし、晩年のバート・ランカスターの姿を見れる貴重な作品だなと改めて思う。
「レ・ミゼラブル」(2012) ★★★★★
…ミュージカル映画なので原作の長さこそ当然端折っているが、場面展開というか幕間の切り替えが巧いだけでなく、主要人物はたとえ短い時間であってもどのキャラクターにも脚光が当てられているのがよかった。個人的にはマリウスを片思いするエポニーヌ役の切なさが良く出ていていたように思う。今年最後に見た作品というのもあるかもだが、今年一番楽しめた作品。
来年もいい映画と出会えますように。
***
いくつかの近県の資料館には行ったが、美術館での特別展は5つ
「日本大判写真展」2021